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RETURN TO HOGWART Sをみた🥹

ハリーポッター映画制作20周年ドキュメンタリー、めっっっっちゃ良かった!!!泣いた!!

◾️テーマ
 私がボーーっと観てたことがよく分かりましたが、ヴォルデモートと戦いながらの裏には、1話1話テーマがあるとのこと。映画というより、そもそもの本の通りではあります。特に後半の思春期での成長なんてものは、とても丁寧に描かれてるということでした。私が読んでてイライラしたのは、丁寧に描かれているが故のことだったみたい。そして、私はいまだに思春期を抜けきれない大人に会うとイライラするので、受け取り方は私の性格のようです。
 特に、他の人と異なることの葛藤と受け入れ方について描かれることが結構あり、自分を信じることが良い!と勇気をくれる物語になっているところが評価されてました。そう言われると…そうかも。自分の判断で考えるっていうことを学ばされました。

◾️監督
 プロデューサーはデヴィッド・ハイマンという方が1人ですが、監督は何人かいます。その監督が語る俳優たちとのやりとり、とても興味深かったです。
 1話・2話の頃は、ダニエル・ラドクリフ君たちもまだキッズだったことから、監督もキッズたちが楽しんで撮影できることを意識したと。後半で会う監督は、成長したダニエル君たちを大人として扱ったというのが、彼らは嬉しかったという。一番かかわる人だからこそ、作品の良さを引き出せるように監督が変わっていくのもいいんだなぁーと思いました。といっても、8シリーズにわたる作品なんてそうそう無いことだし、とてもチャレンジングなことだったんだなぁと思います。

◾️成長
 イギリス中から選ばれた子役たちと、豪華な大人の俳優陣たち。キッズたちは、世の中の反応に徐々についていけなくなったりもしたそうです。エマワトソンは、意外にもそんな気持ちを1人で抱え込んでいたそうな。そして降板も考えていたなんて。ほんっっっとに、続けてくれてありがとう!ですわ。4話だとハリーたちも恋をしたりするけど、実際のキャストたちも同じ年頃なので、同じようにキャスト内でも色々あったみたい。面白いわねぇ。ロンとハーマイオニーがキスするシーンは、子供の頃から2人を知ってる人たちの前での演技でとても大変だったみたい。そりゃあそうよね、苦楽を共にしたマジ友達とのキスシーンだなんて、本当に監督ったらもう!!てなるわな。
 また、大人になったら元キッズたちは、改めて自分たちの立ち位置を意識して、ベテラン俳優陣から教わることも増えたとか。ホグワーツチーム、ウィーズリー家チーム、マルフォイチーム、ヴォルデモートチーム…とか色々あったみたいで、それぞれアットホームな雰囲気もあったみたいでとってもいいなぁと思う。
 そういえば、ハーマイオニーがマルフォイから汚れた血ってからかわれた後に、ハグリッドの小屋で慰められてるシーンのハーマイオニーの表情、グッとくるなぁと思ってたら、そこが一番のお気に入りシーンだってエマが言ってて、なんか嬉しかった。

 20年も経つと、いろんな世代の俳優陣たちが出てた作品には亡くなった方も多くいて、映画の中で生き続けているっていう感じがとても良かったです。
 ハリーポッターのファミリー感を感じられて感動的なドキュメンタリーでした。

 ハリーポッターのおかげで読書ができるようになったというのは、私だけじゃなかったみたい。世界中にたーーくさんいるみたいで、なんだか嬉しかったです。そして、ドキュメンタリーを観た後に、街でばったりアメリカ人の友達にあって、ハリーポッターにハマっている話をしたら、発売当日は朝から本屋さんに並んだよ!て言ってて、本当に地球全体で熱中できていたことに感動しました。

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