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9月。

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
お久しぶりです。
なんと気がつけば、9月。早いですね。
皆さん、何をしてますか?
私は8月末から9月頭にかけて、コロナと闘っていました。
いやぁ、手強かった。
なので、本当に気がついたら9月でした。
やってしまった。
ですが、こんなつもりなかったと思いながらも、10日間の長いお休みで、映画を15本観ました。なかなかないお休みだったので、もういっぱい観よう!と思って。
今日、久しぶりのnoteで何を書こうかな、と思ったのですが、せっかくたくさんの映画に触れたので、良かったなぁ、と思った作品をご紹介しようかな。

『横道世之介』(2013)
原作は吉田修一さんの小説。
たしか中学生のころに姉に借りて読んだんですが、とっても面白くて、あっという間に読み進めてしまったのを今でも覚えています。
少し風変わりな大学生・横道世之介を中心として、その友人や家族との関係を描いた作品。
初対面なのに「友達でしょ」と言って恋バナを始める世之介、なぜかサンバサークルに入ってしまう世之介、ナイフとフォークが上手く使えない世之介、モジャモジャ頭の世之介、もう全てが愛おしくて、私の青春にも彼がいたらなぁ、と思ってしまうほど魅力的。
「そっか、お前は世之介を知らないのか。そっか、そう考えたら、お前よりも人生得した気分だな。だって、アイツのこと知ってるんだもん。」と、言わしめてしまう世之介。
優しくて、温かくて、自由で、愛情深くて、出会った人の人生をほんの少し、良いものに変えてしまうひと。
彼の大学時代の青春を覗き見しているような、そんな気持ちにさせてくれる作品です。
青春映画にしては2時間越えの、少し長めな作品ですが、ストーリーが面白いのであっという間。
そしてなんと言っても、主人公・横道世之介を高良健吾さん、彼に恋するお嬢様を吉高由里子さん、彼の親友を綾野剛さん、池松壮亮さんという、もう字面だけでも"エモい"気分になってしまうような俳優陣ですよ。
そのほか、シーンを彩る役者さん皆さまとっても魅力的。
お芝居をしてるような、していないような。きっとこの時代を生きていたんだろうな、と自然と思わせてくれるような雰囲気を纏ってます。
ちょっと疲れたな、息抜きしたいな、ゆったりと観たいな、という方にはもちろん、なにか邦画が観たいなぁ、という気分の方にも、ぜひおすすめしたい作品です。
また、少し歳を重ねたら観たいです。

『横道世之介』は映画ももちろんなのですが、原作の小説もとっても魅力的なので、どちらからでも、どちらもぜひ、お手にとってみてください。
それはそうと世之介の監督さん、沖田修一監督なのですが、『さかなのこ』が話題ですね。のんさん主演の、さかなクンの自伝的物語。
世之介も観たことだし、今度の仕事休みに映画館に行こうかしら。
それと、『南極料理人』『キツツキと雨』も沖田監督ですね。これまた両作品、とっても面白いです。語り始めるとまた長くなるので、気になる方はぜひこちらの2作品も併せて。
沖田監督作品をすべて網羅している訳ではないのですが、彼の作品は、なんというか、少しだけ、周りよりもほんのちょっと不器用な人を愛おしく描くのに長けている気がします。
もちろんクスッと笑えるし、じんわりと涙も誘われるし。
あ、また長くなる予感がする。
とりあえず、私が語るよりも観ていただいた方が早いですね。
百聞は一見にしかず。
改めまして、ぜひ。

ふぅ。
1番初めのnoteに、映画の感想とかも書けたら、なんて記した気がして。
ようやく書けました。
少しでも気になるな、と思っていただけたら嬉しいな。
15作品も観てしまったので、また少しずつ小出しにして、映画の紹介もしようかしら。
紹介というか、私の感想をつらつらと述べているだけですね。


なんだかここ最近、あまり言葉を発していなかったので、書けば書くほど溢れてきます。

そうそう、あと最後に少しだけ。
そうそう、で始めることではないのですが。
9月あたまに、私の一番の友達が留学に行きました。
イギリスに1年間。
本当は最後にご飯に行って、お見送りまでする予定だったのですが、あいにくのコロナで、叶いませんでした。
なので最後はお電話でお別れ。
その電話も、「荷造りが終わらない。醤油とか味噌とかお米とか入れたら重量オーバーしてしまった。」という話を笑いながら聞いていたら終わりました。
まぁ、気心の知れた友達との会話なんてそんなものですよね。
寂しいです、ものすごく。
彼女とはお互いの将来の話とか、悩みとか、もう隠し事なんてないんじゃないかな、というくらい話していたし、そばにいるのが当たり前みたいになっていたので、1年間も会えないなんて、正直不安で仕方がない。
8時間も時差があるんだそうです。
遠いなぁ。
10年ずっと一緒にいた友達が、1年間もそばを離れて、8時間も時差のあるイギリスに行く。
数字とか時間とか、普段はあんまり意識しないのですが、今回ばかりは事あるごとに思い出して、「今向こうは朝の8時だな」とか「何時にご飯を食べるんだろうか」とか、彼女との間に横たわる時間を気にしてしまいます。
1年後。
再会するころ、私はどうなってるんでしょうか。
全く予想がつかない。
でもこれはちょっとチャンスですよね。
会わない間にビックになるチャンスです。
ちょっと幼いことを言ってる気がしますが。
でも、本当にそうですよね。
1年後に再会して、彼女の想像を超える姿を見せられたら、それはもう親孝行ならぬ友孝行ですよ。
離れた場所で頑張る彼女にエネルギーをもらいながら、私は今いる場所を踏みしめて、前に進もうと決意しました。
見てろよ〜
頑張るからな〜!
まぁこの文章は、恥ずかしいので彼女には内緒です。
偶然見ちゃったら
まぁその時は仕方ない。

とにかく
今年一年は飛躍する年にすると決めたので、
気持ち新たに、引き締めて、過去の自分を追い越して、一皮も二皮もむけた姿を見せられるように。
精進します。

最後は決意表明で締めます。
たまにはこんな回があってもいいでしょう。

それではまたすぐに。
お疲れ様でした。
おやすみなさい。





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