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誕生日プレゼント

どうやら今年も誕生日プレゼントを買ってもらえるらしい。さっき夕飯を食べながら「ほしいもの決めたら教えて」と言われた。我が家はこちらからほしいものを言うスタイル。本当にほしいものを確実にもらえるのでありがたい。

まず最初に思い浮かんだのは、本。本は無限にほしい。書店に行くたびにあれもこれも欲しくなる。でも、貰っても読む時間が取れなさそうなので却下。家にまだ読んでいない本もたくさんあるし。

次に思い浮かんだのは、来年から始める一人暮らしに必要なもの。具体的に言えば、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、加湿器、プロジェクター、などなど。これはかなりほしい。が、親は私の一人暮らしにあまり乗り気ではないので頼みにくい。どうせ一式揃えるのなら自分で買おう。

あとは、服。ほしいけど、優先順位的には低い。あまりこだわりがないし、今ある服で足りているのでわざわざ買ってもらうほどでもない。

メイク道具。確実に使うけど、プチプラで十分なのでこれもわざわざ買ってもらうほどではない。

バンドのグッズやCD。めちゃくちゃほしいけど、親に買ってもらうのもなんか違う気がする。頑張ってバイトして、自分へのご褒美として自分のお金で買いたい。

それに、せっかくの誕生日プレゼントだ。普段自分では買わないものがいい。ちょっと高いものとか。何がいいだろう。



結構悩んだが本当に思いつかない。

「普段自分では買わないもの」。それはつまり、「わざわざ買おうとは思わないもの」。言い方を変えれば、「不必要なもの」なのではないか。

世の中にあるプレゼントの多くは「不必要なもの」なのかもしれない。自分のために時間とお金をかけて選んでくれた、その事実が重要なのであって。

なるほど。それなら思いつかなかったのにも納得がいく。我が家の仕組みの中でプレゼントはプレゼントとして機能していないということか。

この際プレゼントらしさは捨てて、実用性を重視した方がいいのかもしれない。



ほしいものより、したいことの方が多い。
本を読みたい。映画を観たい。演劇を観たい。ライブやフェスに行きたい。おいしいものが食べたい。知らない街を観光したい。どれも「プレゼント」として頼むには難しい。

旅行券とか、ほしいな。一人旅してみたい。

あとは無限に使えるICカード。
支出の約半分が交通費に消えているので、あったらめちゃくちゃ助かる。

でも正直に言うと、現金がほしい。

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