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新しい取組を行うときは経営革新計画を取ろう!
こんにちは!
静岡県の中小企業診断士、大滝綾乃(オオタキアヤノ)です。
またしてもご無沙汰してしまいました…。夏休みが終わり、9月に入って仕事も家庭もバタバタしております。仕事では補助金の採択発表や申請支援等があり、忙しくしております。今回は補助事業を活用したことが無い方を支援しており、見積書の内容や必要書類のフォローなど、細かいところを一つ一つ確認しながら支援しております。
最初に告知です。この度私のホームページが完成しました~☆今まで銀行さんとかに『ホームページも看板もなくてどうやって営業活動しているの?』等、言われてきましたが、これからは広域にPRしていこうと思っています!
さて、最近の業務の中で、経営革新計画の策定を支援してほしいという依頼があります。経営革新って何?って思う方もいらっしゃるかと思いますが、経営革新計画を作ることでメリットもいっぱいあるので、今日は経営革新計画について触れていこうと思います。
1.経営革新計画とは?
経営革新計画は、簡単に言うと、「中小企業が新事業活動に取り組み、経営目標を設定し、経営の相当程度の向上を図ること」です。そして、その取組を全国都道府県の知事に提出し、取組が評価されると、その企業の経営計画は将来、事業を発展させる計画であることが承認されます。
経営計画については、以前事業計画について記載していますので、そちらも参考にしていただければと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1662089822451-pCRfJpKik5.png?width=800)
計画策定の第一歩です。
「経営革新」は、下記のような特徴があります。
①全業種の経営革新を支援
②具体的な数値目標を含んだ経営革新計画の作成
③都道府県等が、承認企業に対して、経営革新計画の開始時から1年目以後2年目以前に、進歩状況の調査(フォローアップ調査)を行うとともに、必要な指導・助言を行う
ここで言う「新事業活動」は、商品やサービスの開発、提供方法の変更等が対象となります。
2.経営革新計画のメリット
経営革新計画のメリットは主に下記の点です。
◆ 日本政策金融公庫の特別利率による融資制度
利率の低い融資制度が受けられます。
◆ 信用保証の特例
債務保証限度額が広がります。
◆ 海外展開事業者への支援制度
海外展開を計画している事業者は資金調達支援を受けられます。
◆補助金の申請
経営革新計画を策定している人が受けられる補助金があります。
◆補助金の加点
経営革新計画を策定している人はものづくり補助金で加点されます。
私がご相談を受ける「経営革新計画を策定したい」方の理由の多くは、「補助金の申請や加点を受けたいから」です。経営革新計画は毎月審査会がありますが、すぐに取得できるものではないので、補助金の申請や加点のために計画を作りたい方は注意してください。
下記は静岡県で調査された、経営革新計画のメリットです。計画を立てることでのメリットが大きいようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1662090210508-EYIGMKWWgA.png?width=800)
3.計画を立てたいと思ったら?
新たな取組を考えられている場合は、この経営革新計画を立てて承認されることで様々なメリットを受けられます。新たに始めたい取組がある場合は、経営革新計画を作ってみてください。自分では難しいという場合も、最寄りの商工会議所・商工会や中小企業支援センター、中小企業団体中央会で策定の支援を受けることができます。お気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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