花粉症、もう飽きた

私は長いこと花粉症だ。

今では珍しいことではないけど、
子どもの頃たくさん鼻をかんでいると、
周りの同級生に不思議な目で見られた。

中学生の時には、既に耳鼻科にかかっていた。
母も花粉症なので、仕方がないと思っていた。
検査したら、1年を通して何らかの花粉に
私の粘膜は反応するらしい。最悪。
(杉、檜、稲、栗、ブタクサ、猫!、etc)

通ってたけど良くならず、薬を飲むことに。
半ば諦めに近い気持ちで、
処方された薬を飲む日々が15年以上続いた。
一体いくらかかったのか。
計算するのが馬鹿馬鹿しくなるくらいだ。

25歳の時、ワーホリでオーストリアへ。
他国に行けば、私が反応する花粉はないかも?
結局、しばらくして淡い期待は打ち砕かれ、
入ってた保険をフルで活用し、
処方箋を貰う日々が続いた。やれやれ。

帰国後、今住んでる家の近くで、
レーザー処置をしてくれる耳鼻科を見つけた。
鼻の粘膜を焼いて、約1年麻痺させる方法だ。

運が良ければ、2〜3年と効果が持続する人も
中にはいるらしいけど、私は違った。
ここ5年ほど、年末に処置して貰っている。

この処置、麻酔を塗るから痛くないんだけど
処置後1週間、とてつもなく鼻が詰まるのだ。

普段鼻呼吸の人がこの処置をすると、
夜大変なことになる。
鼻から呼吸が出来ないから、口呼吸になる。
昼間は意識できるから口呼吸で過ごせるけど、
夜は無意識に鼻呼吸なるから、とても苦しい。

なので、1週間寝た気がしない。
苦しいから、怖い夢ばかり見る。(私だけ?)

おまけに、カサブタが出てくるまで、
花粉には反応するから鼻が出る。

最悪の1週間が終われば、約1年は天国。
目の痒みだけ耐えれば、春も好きになれる。


去年の年末は、レーザー治療をしなかった。
出産直後で疲れてたのもあるけど、
ただでさえ寝不足なのに、苦しくて悪夢を見る
ということに耐えられそうになかった。

生憎、いつも12月初旬に出る
鼻のむずむず症状は出ていなかった。
その後の話は、また明日。


では、また。

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