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久しぶりのバスケットボール

バスケの経験

私は学生時代スラムダンクの影響でバスケをやっており、大学〜社会人になりたての頃はデフ(聴覚障がい)バスケをやっていた。
25歳くらいの時にデフフットサルにハマり、それからたまにバスケ関係のイベントだったりにちらっと顔を出す程度ではあったがしっかりプレイすることはなかった。

子供の体験

今私には3歳の息子がいる。
旦那もアクティブでスポーツ好きで、旦那と一緒に息子はどんなスポーツが好きかな?と話していた。
色々なものやことを見せて、体験させて、好きなものを伸ばしていきたい。
そう思っていた矢先に品川で「デフバスケットボール」「デフサッカー」の子供向けの体験があることをデフ(聴覚障がい)の友人経由で知り、デフ関係の世界もゆくゆくは子供に見せておきたいと思っていたので向かった。

品川デフスポーツ&アートフェア

息子の言葉

デフバスケの日本代表、デフサッカーの日本代表、それぞれに教えてもらいながら自由にバスケットボールとサッカーボールを触ったり蹴ったりする息子。

輪っかにゴール!
蹴ってゴー…上手く蹴れなかった!でも楽しそうに笑ってた

特にバスケットボールが気に入ったらしく、帰った後にボールを見たら「バスケ!バスケ!」と嬉しそうに言ってきた。じゃあデフバスケのイベントに連れて行ってみるか…、と10月末に横浜ラポールで開催された「第10回全日本デフバスケットボール選手権大会」の見学へ。

デフバスケ選手権大会で久しぶりに感じた気持ち

タイムスケジュールを確認して、今の私は今のデフバスケのチームに疎いので、とりあえず息子がご機嫌で見れそうな時間(13:00~15:00の間)で観に行った。
デフバスケは元々競技人口が少なく、神奈川のデフバスケチームも前あったけれどメンバーが全然集まらず、いたメンバーも諸事情で散り散りになったため解散。
他の地域のチームも同じような感じで、メンバーによっては頑張って別地域のチームまで通っているのが現状。
私自身も、フットサルにハマる前は神奈川のデフバスケチームにいたけれど神奈川チーム解散のため今はどこにも所属していない。
友人に確認したけれど神奈川から近場だと埼玉まで行かなければいけないのが現状とのこと。

それでも、選手権大会の見学は私のバスケをやりたい気持ちに火をつけるのには充分だった。

バスケサークル探し

近場にデフバスケのチームが無いならデフバスケのチームにこだわる必要はない。
私はブランクもあるので本格的ではなくエンジョイでなら健聴のチームでも良い、と思い、旦那が単身赴任を終えて帰ってきて落ち着いたタイミングで探し始めた。

自分の住んでいるエリアで探した所、良さそうなエンジョイサークルがあった。
ちょうどメンバー募集していたので早速代表者に連絡を取り、ちょうど11月23日に練習あるから、と1人で参加させてもらった。
旦那はゆっくり楽しんでおいで、と送り出してくれた。ありがとう。

バスケへの熱再燃

その11月23日、昨日の夜。
久しぶりに2時間ほどプレイして、自分の体力の無さや体の重さに愕然としつつ、すごく楽しくてずっと笑ってしまった。
代表の方ともお話して、今後も参加させてもらえることになった。
デフバスケの方はタイミングがあればイベントなど少し参加させてもらうかもしれない。

息子のきっかけがなかったら、再燃することがなかったであろうこの気持ち。
人生は色々なタイミングがある。
そのタイミングを掴むか、掴まないかは自分次第で、
掴んだことで人生がどう転ぶかもわからないから楽しい。

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