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WORDS

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詩のようなもの。 空を見上げるときによく言葉が生まれる気がする。
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一日の終わり

会った友の顔が浮かぶ 遠くの友の声が聞こえる まるで走馬灯のように それはふんわりと あたたかで幸せな気持ち 少しだけ悲しみが滲んでいる 良いことばかりではないけれど 悪いことばかりでもない 人生も同じなのかもしれない そんなことを思った 今日の一日の終わり

新たなる航海のはじまり

今日から新しい旅がはじまる。 毎日が新鮮で新しい。 未だ見ぬものに感じる不安と希望。 きっと楽しいことばかりではないだろう。 異国の地にたった一人、 大変なことや困ることもあるはずだ。 それでも、身に起こる全てのことをこれからの人生の糧にしていきたい。 今の私は少なくともそう思えている。 つらい時は書き出そう。 書き残しておこう。 それをできる場所があるから。 さぁ、いざ出発進行。 ヨーソロー!

私が私になっていく

今日から少しずつ自分を変えていこう。 ”変える”? いや、違う。 ”私が私になる”というほうが感覚的に合っている。 私はどういう人間なんだろう? これから何をしたいのだろう? いわば心の声と対峙するとき。 想いを拾い上げて、行動に移していく。 上手くできるだろうか。 不安になることもあるけれど、それも私。 上手くいかないこともあるだろうけれど、それも私。 完璧でないのが私なのだから。 何のせいにもできないけれど、自由でもある。 きっと大丈夫。 なぜだか

ひとつの区切り

終わりというよりは 区切りという感覚に近い いつもと変わらない一日のはずなのに いつもと同じじゃない それは年末の感覚に近い 本日迎えるひとつの区切り 私のイメージは黄色らしい とっても嬉しい 区切りは終わりではない このあとにも続きがあり これからも歩いていかなければならない ただ区切りを意識することで 以前とは少し違う新しい自分になれればいい 明日からは新たなはじまり 少しでも良き日々になりますように ** 詩のようなもの第7弾です。 今日は年度

なるようになるし、なるようにしかならない

遠い未来に思いを馳せ 不安が押し寄せてくる時 呪文のように唱える言葉がある なるようになるし、 なるようにしかならない 運命は ある程度は決まっているのだろう いつ死ぬか 誰と出会うか どこに行くか だから私が今どう足掻いたところで 変わるものは変わるし 変わらないものは変わらない 運命を変えることができるのも きっと運命なんだ だから今は流れに身を任せよう そうじゃないと 不安に押し潰されそうだから 遠い未来ではなく 今日のことを考えよう 友だちに連絡を

しあわせなじかん

ぬくぬく ふわふわ ここはこんなにもあたたかい 守られているみたいで 出たくない 冷たくて寒い世界もあるけど ここは何にも怖くない あたたかいのは幸せ 幸せとはあたたかさ ** 詩のようなもの第5弾です。 まだまだ寒い冬ですね。 お休みの日にあったかい布団にくるまって幸せだな~と思いながら寝ぼけながら書きました。 共感していただけたあなたにも幸せな時間が少しでも長く訪れますように。 読んでいただき、ありがとうございました。

もしも人に生まれ変われるとしたら

来世を選ぶことができるのなら もし人に生まれ変わることを許されるなら 歌が上手い人になってみたい 自分の声で人の心を動かせるってどんなかんじなんだろう 何か楽器も弾ければいいとは思うけれど 多くは望まない でも曲を作れれば嬉しいな 人に生まれ変われたらとは言ったけれど 人で生まれ変わることを許されないかもしれない そのときは 風になるのがいい 自由に吹く風 ただ広い世界を駆けまわってみたい そんなことを考える ある秋の夜 ** 詩のようなもの第

航海日記

大海原につながる小さな湾のなか 目的地も定まらず ただ漂う船にのっている 風の吹くまま 気ままに 流されるまま 進んだと思ったら また戻って 今は停まっている いつか大海原へ飛び出してみたい そんな思いはある でもこうして 流れに身を任せて漂っているのも悪くはない いつか追い風が吹き 自然と大海原への旅へ向かうのか 自ら船を漕ぎだすのか 突然転覆して 沈んでしまう可能性だってあるし 船を下りてしまうかもしれない どうなるか今はまだ分からない

秋の土曜日の朝に

晴れ渡る朝の空 外を歩いていると 空気がどこか澄んでいて 涼しい風が駆け抜ける 今日は土曜日 平日のように人通りも多くなく 歩いている人もどこか落ち着いた雰囲気がある 風の中に金木犀の香りがあり 思わず立ち止まって香りを楽しみ ふと空を見上げると 夏の日のそれとは表情が違ってみえるのが 不思議でおもしろい 多くの人が休みの日に 仕事に行かなければいけない 少しかなしい でも仕事がなければおそらく 外に出ることなく いまもベッドの上で夢の中だろ

ひこうき雲

飛行機に乗ったあと 空にひこうき雲を見つけた 私も少し前はあの場所にいたのになぁ と思ったとき 地面から空を見上げる 鳥の気持ちが少し理解できた気がした 鳥ならそこから飛び立つことができるけれど 所詮人間は飛べない鳥 ただ空に憧れて見上げるだけ でも空を飛べない人間だからこそ 見えるものがある できることがある だから私は空に憧れる人間でいいんだ 今日もそうやって生きていこう *** ひこうき雲を見ながら思いついた言葉を書いてみました。 詩のよ