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「おばさんになりたくない」女の子へ

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24歳の私は起業したばかりで夢中で走っていて
なぜかすごくモテて。毎日が最高に楽しかった。まだまだ子どもだなって言われることもたくさんあって、悔しさに涙することも今よりずっとずっと多かった。

私は生きてきて後悔していることはない。
今が一番幸せで一番自分らしいと思っている。たとえそれが自己愛と呼ぶとしても。

きっと今20代として生きているかわいい人生の後輩たちには
30代はずっとおばさんに見えているだろう。
ずっとずっと「しっかりしている」と思っていると思う。

でも正直私の自分の中にある芯は何も変わっていない。
「人生何歳で止まっている?」と聞かれると、27歳くらいまでは16歳だった。16歳のときの価値観や経験がずっとずっと尾を引いているような、そんな感じで。

34歳になった今、私はだいたい24歳、25歳くらいで止まっていて
10年この感覚が抜けないなと思う。

大人になれば的確な判断ができるとか、物事が的確にロジカルに考えられるだとか、年収があがっているだろうとか
年を重ねれば大人になれるわけではなく、大人になる努力や経験をした分だけ人は年輪を増やしていけるような、そんな気がしている。

年を取れば落ち着くものがあるというけど、24歳のときに夢見たものは今でも夢を見ている。
大切な人も変わらず、手を握っている。
迷ったり失敗したりして少しだけかしこくなっているけど、未だに嫌なことは変わらず、曲げられないものも殆ど変わらない。

正直、年齢を重ねたからといって人は変われないのだと
私は34歳になって改めて感じている。

確かに代謝が落ちて、肌も乾燥しやすくなったかもしれない。
周りが与えるプレッシャーの種類も変わったかもしれない。

それでもずっと私は私できっとこのまま80歳になっても
私だと思う。子どもが生まれても、病気をしても、ずっと。

「おばさんになってしまう」という恐怖に立ち向かうのはとても絶望的だと感じるかもしれない。
残念ながらそんな簡単に私たちはおばさんにはなれない。

自分がどう年を重ねるのか?
誰と生きていくのか?どんな最期を迎えたいのか?
どんなことでも、私たちは自分で選べるのだ。

自分が本当に愛せる自分でいれば、いくつになっても自分の軸は変わらないと思う。
だからこそ大事なのは「どんな自分で生きるのか」である。

一人で生きていける強さを持ったっていい。
大好きな人を支えていける人生は性別関係なく持ったら最強だ。

子育てを頑張ったっていい。
目の前にある幸せを抱きしめられる人は素晴らしい人だ。

大好きな人を推して追いかけてもいい。
人生で好きになれる人は多くないのだから、たくさん愛情を注いで夢をかなえてあげてほしい。

大人になる、おばさんになる、おじさんになる
そうした言葉で思考を停止してはいけない。歩み続けて学び続けて息をして。人生はそうやって楽しんでいける。

大切なのは年齢ではない。
この後10年、あなたはどうやって生きていく?

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