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警視庁捜査一課46係season3 第一話

AM10:25~警視庁捜査一課46係~

賀喜:絢音さん
絢音:どうしたの?
賀喜:○○さんって今は機捜ですよね?
絢音:そうだよ
賀喜:日常が帰ってきましたね~
絢音:そうだね~
真夏:絢音なんか楽しそうだね~
絢音:そうですか~?
真夏:うん
絢音:そういえば、この間の事件!皆さんが居なくて大変だったんですよ!
真夏:そうだよ!櫻坂署の刑事と飛鳥がめっちゃ揉めて大変だったんだから!
生田:お疲れ様~!
真夏:ちょっとー!
堀:久保ちゃん!机の上の書類が私の机にも来てるんだけど!
久保:あ!すみません!
生田:しっかり片付けておきなよ~
真夏:あなたがそれ言いますか...
生田:なんか言った?
真夏:いや?

プルプルプル

絢音:あ、電話

絢音電話:捜査一課46係です。はい。乃木坂管内で殺人ですね?了解しました

生田:どうした?
絢音:乃木坂管内で殺人事件です
賀喜:また乃木坂管内...
生田:流石コナン君...
真夏:行こうか

~乃木坂南1丁目~

ウーーーーーーーーーー

絢音:あ、愛萌さん。お疲れ様です
愛萌:お疲れ様です。今、○○さん達も来ます
生田:了解
○○:お待たせしました
井上:お疲れ様
寺田理々杏:お疲れ様です
真夏:状況は?
○○:男性の変死体発見で臨場したのですが、違和感があり現場鑑識を要請しました
寺田:屋上に被害者の靴が揃えられてたので、このビルの上から落ちたものと考えられます
井上:マル索の結果は異常なし
堀:そうですか...
絢音:違和感の正体は分かった?
○○:琴が教えてくれた
賀喜:違和感の正体はなんだったんですか?
○○:マル害の血液の量だね
絢音:なるほど...
真夏:上から落ちたなら血液の量が少なすぎるね...
井上:と、いうことでマル索をやり直したら
○○:本当の現場が見つかった
久保:どこだったんですか?
寺田:このビルの南側
賀喜:じゃあ、遺体が動いたってことですか?
○○:まぁ、そんな訳あるわけないから事件性ありと判断しました
生田:なるほどね~
絢音:死因は?
理々杏:検視官によると高いところから落ちて地面に頭を打った際に起きた頭蓋骨骨折が死因とのことです
絢音:そっか...
生田:そういえば、新人さん?
理々杏:はい!先週よりで警視庁第二機動捜査隊乃木坂分駐所に配属になった伊藤理々杏です!
生田:よろしくね~
堀:第一発見者は?
寺田:第一発見者も自殺をするつもりだったらしく、今は、駅前PBのPCで休んでます
久保:なんで皆、ここで自殺するんですかね?
○○:自殺の名所らしいよ?
絢音:え?初耳...
○○:最近話題になったんだって
絢音:そうなんだ...
井上:まぁ、とりあえずこれ初動捜査報告書ね
真夏:了解。ありがとう
○○:では、密行に戻ります
生田:お疲れ様
(現場を離れる○○寺田井上理々杏)
真夏:どうしようか?
生田:私たちは屋上に行くついでにビルの聞き込みしてくる
真夏:了解
生田:行こう
久保:はい
真夏:私たちは被害者が誰か調べようか
堀:はい
賀喜:私たちはどうします?
絢音:とりあえず、実際の現場の方行こうか
賀喜:そうですね

~現場ビル南側~

絢音:ここが実際の現場...
賀喜:屋上から落ちたんですかね?
絢音:どうだろうね...うん?
賀喜:どうしました?
絢音:鑑識さん!
琴子:は~い
絢音:これって...
琴子:遺留品かな?写真お願いします!
鑑識1:はい!
カシャカシャ
鑑識1:OKです
琴子:動かしていいよ
絢音:ありがとう
賀喜:なんかのバッジですかね?
琴子:絢音達が着けてる赤バッジみたいなやつだね?
絢音:どこのバッジだろ...
賀喜:絢音さん、気になってますね...調べてみますか?
絢音:うん。これは証拠品だから写真撮っておいて
賀喜:了解です
琴子:捜査しなくていいの?
絢音:捜査はみんながやってくれるから
琴子:自由なチームだね~
絢音:うんwじゃあ、行こうか
賀喜:はい

~乃木坂南1丁目~

賀喜:ところで、どうやってバッジがどこのか探すんですか?
絢音:・・・
賀喜:まさか...
絢音:何も考えてなかった...
賀喜:えぇ...😅
絢音:SSBCに行って掛橋ちゃんに聞こうかな...
賀喜:そうですね...

~1時間後~

~警視庁捜査一課46係~

真夏堀:戻りました~
生田:おかえり~
絢音賀喜久保琴子:おかえりなさい
真夏:みんな早いね...
生田:まぁ、ビルのテナントが2件しかなくて、すぐに聞き込み終わったからね...
真夏:そうだったんだ...
生田:そっちは?
真夏:被害者は判明したよ
久保:本当ですか!?
堀:うん。被害者は石川春馬さん34歳。日向坂不動産勤務
生田:また、日向坂不動産か...
久保:聞き込み結果は特に情報なしです
真夏:絢音達は?
絢音:現場に落ちてたこのピンバッジが気になってるんですけど...
久保:これ、被害者も着けてましたね...
生田:そうだね...
真夏:これ、日向坂不動産のピンバッジだよ?
絢音:日向坂不動産...
琴子:被害者の死因は頭蓋骨骨折で死亡推定時刻は今日の10時15分です
生田:随分正確だね?
琴子:ご遺体の状況と現場付近の防犯カメラから推定されました
生田:そっか
真夏:私たちは日向坂不動産に行くけど、絢音達も来る?
絢音:行きます
生田:じゃあ、私たちは被害者の足取りを追おうか...
久保:そうですね...

~日向坂不動産受付~

真夏:すみません。警視庁の秋元と申しますが、加納社長はいらっしゃいますか?
受付1:お待ち下さい
加納:あれ?警視庁の秋元さん?
真夏:お久しぶりです。加納社長
加納:そちらの方々は?
絢音:警視庁捜査一課46係の鈴木です
賀喜:同じく賀喜です
加納:改めて日向坂不動産の加納です。とりあえず、こちらにどうぞ
真夏:ありがとうございます

~日向坂不動産会議室~

加納:それで、今回はどういったご用件で?
真夏:こちらに石川春馬さんという社員がいらっしゃいますよね?
加納:はい。石川は居りますが...
堀:本日、遺体で発見されました
加納:え?石川が?
真夏:はい
堀:それで、石川さんと揉めてた方とか居ませんでしたかね?
加納:特に思い当たりませんが...
堀:そうですか...
真夏:他の社員さんにも聞いて回っても大丈夫ですか?
加納:どうぞ。お好きなように聞いて回ってもらって大丈夫です
真夏:ありがとうございます
絢音:あの~...
加納:どうしました?
絢音:これは日向坂不動産のピンバッジですよね?
加納:えぇ...これはうちの会社のピンバッジですが...それが何か?
絢音:社員の皆さん全員が着けていらっしゃるんですよね?
加納:もちろんです
絢音:そうですか...加納社長は着けてらっしゃらないんですね?
加納:え?あぁ...これから他の会社の社長と合うのでスーツを着替えまして...前のジャケットに着けたままでしたね...ほら、ありました
絢音:そうでしたか...ありがとうございます
加納:いえ...
真夏:じゃあ、聞き込み行こうか
絢音:そうですね...
真夏:ご協力ありがとうございました
加納:いえ...

~日向坂不動産営業部~

真夏:すみません
営業部長:はい?
真夏:警視庁捜査一課の秋元です
堀:堀です
真夏:お話よろしいですか?
営業部長:ええ...あ、営業部長の南川です
堀:石川春馬さん。ご存じですよね?
営業部長:えぇ。私の部下ですが...
真夏:先ほど石川さんが遺体で発見されました
営業部長:え...
堀:石川さんと揉めてた方など居ませんでしたか?
営業部長:特に聞いたことないです
堀:そうですか...

絢音:皆、ピンバッジ着けてるね...
賀喜:そうですね...
絢音:あれ?あの人着けてない...
賀喜:本当ですね...行きましょう

絢音:すみません
女性1:えっと...どちら様ですか?
賀喜:警視庁捜査一課の賀喜です
絢音:鈴木です
女性1:営業部の川瀬です。それで...なんでしょうか?
賀喜:社員の石川さんはご存じですよね?
女性1→川瀬:もちろん。石川君が何か?
賀喜:先ほど遺体で発見されました
川瀬:え...そんな...
賀喜:石川さんと揉めてた方とか居ませんでしたか?
川瀬:ちょっと分からないです...
賀喜:そうですか...
絢音:ちなみになんですけど、ピンバッジって着けないんですか?
川瀬:えっと、無くしてしまって...
絢音:そうですか...何時無くしましたか?
川瀬:昨日ですかね...
絢音:そうですか...ありがとうございました
川瀬:いえ...

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