01 Lemon - 米津玄師
独奏 × 五音階 × ポップスチャレンジ!!
普段もうすこしニコニコしてるはずなんですけどね……
「間違えちゃいけない演奏」に緊張してますね……
◆詰め合わせ内容
①調絃を音名で表記
②平調子を基にした調絃方法
(平調子から〇を〇音上げ……とか、楽譜の頭に書いてあるやつ)
③楽譜、手書き・エクセル打ち込みの二種
(使いやすいほうをどうぞ。それぞれなりの読みにくさがあると思います……個人製作の限界スミマセン)
④ゆっくり弾いているところを横から撮った動画
(見本・イメトレにどうぞ)
⑤平調子からの調絃方法を解説している動画
(調絃の練習がしたいかたにもどうぞ)
◆編曲のコンセプトについて
ご覧の通り、
原曲を和楽器で再現したり、
大きい舞台で立派に演奏するためのアレンジ……ではありません。
・複数人の編成で弾く機会はないんだ!!
・ドレミの音並びでは覚えられないんだ!!
・みんなが知ってるメロディで、お箏に親近感をもってもらいたいんだ!!
という、私と、私の生徒さんの需要に適したアレンジとなっています。
平調子から、さほど大きく動かさずに調絃が取れるので、
「発表会に向けた曲のお稽古の息抜きに、ちょっと好きな曲を弾きたい」
という方にもオススメです。
「友達の前で演奏して盛り上がるような、流行の曲を弾きたい」
という方……
今後の参考にしますので、是非タイトルを教えてください!!
◆……第一弾ということで、ちょっとだけ語らせてください
(興味のない人はスクロールだ!!!)
最近は、ポップスの和楽器アレンジ譜もたくさん出ていますね!
難易度や編成も様々で
・初心者から上級者まで
・独奏から合奏まで
場面に合わせた楽譜を選ぶことができるほどになりました。
レストランで演奏するときに、「やはり皆様のご存知の曲を演奏したい」と思って、私も10曲くらい挑戦しました。
合奏独奏、積み譜(笑)も合わせると、手元のポップスアレンジ譜は、30冊くらいになると思います。
しかし……問題がありました。
お箏の調絃、ドレミ並びが、どおおおおしても苦手だったのです。
今までに経験してきた箏曲の手癖に、ない動きが多いためでしょうか。
末端とはいえ、プロ奏者として恥ずかしい話ですが……
数日置いたら記憶がリセット、演奏で必要になるたびに猛練習……ということを繰り返し、ポップス苦手意識がしっかり植え付けられてしまいました💦
また、調絃も問題でした。
例えばレストラン演奏。30分の持ち時間を、
春の海(独奏アレンジ)⇒さくらさくら⇒ポップスを挟んで⇒六段の調べ⇒ポップスを挟んで⇒また古典……などとしたときに、大きく柱を動かすため、調絃の時間が長くなったり、調絃が狂いやすくなったりします。
そんな事情もあり、さてさてどうしたものかと思っていた時。
きっかけをくださったのは、この楽譜。
丸田美紀さんの「独奏 ポップス抒情歌集 五音階編」
(特にオススメなのは、第二弾の”春よ来い”。素晴らしいですよ)
初めて手に取ったときは感動すらしました。
待ってました!!
これなら弾けるんです!
楽譜を読むのが苦手な私にも、これなら8割覚えられるんです!
五音階でのアレンジも、こんなふうにできるんだと勇気をもらい、
(学生時代に熱狂して聞いていたハチさんと米津玄師さんが同日人物と知り、今更ブームだった)「Lemon」に取り組み始めたのでした……(完)
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