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赤い部屋が語る。好きも嫌いもないのよきっと。

土曜日の朝クラスが終わって、午後のパーソナルトレーニングが久々にないから…..すっごくおいしいランチが食べたい!と哺乳類脳に突き動かされ、原宿へ向かう。この街で誇れるものは、断然そば粉クレープ(ガレットですね)だ。中でも筆頭にここ、ラフェデリースが好き。(ワインも最高なのと付け加えておきます)

こんにちは〜!

と、元気に入っていくと、オーナーのRYOKOさんの私を見る目がちょっと曇った。 え....なになに?レッスン帰りで洋服カジュアル過ぎた?などと少しドキドキしていた。

「あ、あやさん、うちのお店、赤い部屋だけど大丈夫? さっきちょうどインスタ見てて……」

と、RYOKOさんは心配してくれたんだ。やだ、優しい。

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このお店が「赤い」という印象が私の中にはまったくなく、働く女の子たちも可愛いし、ガレットはもちろんおいしいし、内装もおしゃれだし、正真正銘の原宿のブルターニュ!としか、インプットされていなかったので私も慄く。

あ..そ.....うでしたっけ?!!!!!


当たり前だが、嫌な感じはまったくせず、相変わらず居心地がいい。赤い部屋だけれども。


むしろ赤い部屋にごめんなさいだ。


昨日、嫌いというか怖いと思った「赤い部屋」が今日は好きになっている。


なんて私はゲンキンな生き物なのだ。「好き」も「嫌い」ももはや意味がないがない…..Pay Attention(意識する)という意味では両極同じようなことなのかもしれない。

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私たちは自覚している以上にカラダから影響を受けている。お腹がすいたら機嫌が悪いし、眠くなったら機嫌が悪いw 。 いくら人間脳(大脳新皮質系)で認知や判断力を鍛えても、数を数えたりして自分で自分のご機嫌を整えても、この肉体の反応には対処できない。なぜなら、もっともっと本能に近い、自分の中の動物の部分の脳(哺乳類脳の大脳辺縁系とか爬虫類脳の脳幹)で動かされているのだから。では、どうしたらいいのかしら?

もう、ちゃんと食べて、ちゃんと寝るしかない。

昨日はちょっと疲れていたなと素直に反省。だから今日はおいしいものを食べて、ちゃんと寝ようっと。カラダ大切にしようっと。

 
今日はテラス席をお勧めしてもらった。もしかしたらRYOKOさんは気を遣ってくれたのかな。ほら、雨があがって気持ちいいからぜひテラスへって。どこまでも優しいな。 赤いペンキで塗られた横の壁を見たら、のっそりゆっくり、なめくじさんが歩いていた。

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なめくじって….爬虫類だったっけか??


そんなことを思いながら、食べる、ガレットは今日も最高だった。


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