花束みたいな恋をした、を1人で見た話。花って結局なに?
こんにちは、あやなです。
平日休みをとり、1人で映画を見てきました。
ズバリ、花束みたいな恋をした、を1人でみた感想です。
京王線ユーザーは見るべし
まず、何を置いても伝えたいのが、京王線ユーザーは楽しく見れると思います。
明大前とか、調布とか、府中とか、多摩川とか。その辺がでてくるたびに笑ってしまいました。
個人的に一番ツボだったのは、府中のくりばやしの餃子。美味しいです。
絹ちゃんこと有村架純さんが食べていたラーメンたちも、京王線沿いにあるものも多数なんだろうなーと思いながら見ていました。
調布の街並みも、明大前の街並みも、実際にその地でロケが行われていて、京王線ユーザーだった私にとっては、とても懐かしく感じました。
誰にでも起こりうる、普通の恋だった
内容はと言うと
はっきり言って、誰にでも現実で起こりそうな物語でした。
出会い方こそ、フィクション感が強いですが、物語が進むにつれ、どっちも悪くないのに、ただタイミングと感情がすれ違う感じで…
言っていることは間違ってないけれど、ちょっとタイミングが悪く、嫌な感じになってしまったり。喧嘩をしたくないから、相手に気を使いすぎて、自分が疲れてしまったり…
長く付き合っているカップルにおいて、誰にでも起きるであろう、恋愛描写が描れていました。だからこそ、いろいろ考えさせられますね。
5年間を2時間で表現しているので、2人の関係ってこんなに変わっちゃうもんなの?と思いますが、設定は5年付き合っている話…
5年、付き合っていたら、よくも悪くもお互い落ち着いてくるよね。
そういうことです。結婚しても、ラブラブでいれるカップルもいますが、そう多くもない現実で、リアリティ溢れる作品でした。
結局、花束って何?
映画を見て意外だったのは
男の子は、女の子に花の名前を教えてもらうと、その花を見るたびに、その子のことを思い出してしまう。
という絹ちゃんこと有村架純さんのセリフで、花の名前を教えてないところ。
あ、教えないんだ!って単純に思いました。
映画をみる限り、多分あのお花はマーガレット。
じゃあ何が花束みたいな恋なんだろう。
花束を持っているシーンはあったけれど、特に触れられるわけでもなく終わり、花の名前を教えることもなく、物語は終了。
でも、絹ちゃんこと有村架純さんと、麦くんこと菅田将暉さんは、別れた後もいろんなきっかけで、相手のことを思い出していました。
雨の日、ドライヤーで髪を乾かす、好きな小説、好きな音楽などなど…
相手との思い出の数々を花として、それが大きな花束になって、相手のことを思い出してしまうような恋
ってことなんですかね。
私たちにもありますよね…
好きだった人の、好きな音楽を聴くと思い出しちゃう
元彼の香水と同じ香りで、その人のことを思い出しちゃう
そういえばここって、あの人とも一緒に来たなぁ
5年、付き合ったら、思い出すスイッチがたくさんになって、花束みたい、ってことですかね?どう思います?
ちなみに同じ解釈をしている人を、ネットで数名見つけたので、少し嬉しくなりました。笑
付き合って一緒に生活したら嫌なこともいっぱいあるだろうけど、離れてみると、意外といい思い出ばかり思い出したりしますよね。そんな普通の恋が描れていました。
この判断はだめ!
加えて、個人的にダメだ!と思ったところは、
絹ちゃんこと有村架純さんと、麦くんこと菅田将暉さんは、今の2人でいる幸せのために、フリーターを選んだところ
まだ、麦くんこと菅田将暉さんは、イラストレーターになりたいという夢があり、それに向けて行動していました。
それでも、2人で一緒にいたいから、という理由でフリーターになっちゃいけない、と思った。他の理由ならまだいいけど。
このタイミングで、2人は幸せになれないよ…と思ってしまった。
人によって幸せは違うので、なんとも言えないですが。
そんなわけで、久しぶりに楽しく映画を見ることができました!
また更新します!!!
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