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恩送り-Pay It Forward

そもそも【恩送り】とは

誰かに何かをしてもらった。
そしたらその”恩”をくれた本人に返すのではなく、別の誰かへ。
1人から2人へ、2人から4人へ、、、と恩を繋げていくことを意味します。

FILM - Pay It Forward より

3度目の夏、最初で最後の学校祭

今年(2022年)の学校祭でのステージ発表、
3学年縦割り班Cチームの私たちのテーマは【恩送り】でした。

高校3年生のある学生のお話。
コロナ、人間関係、進路、何もかもが上手くいかない。

新しいことに挑戦する勇気
気を緩ませられるような安心感
明るい未来を信じる期待
友達と過ごす楽しさ

たくさんの感情を失い、絶望の境地にいる主人公。
そんな主人公の前に現れた一つのとなるクラスメイト。
彼女がくれた”恩”により、主人公は少しずつ感情を取り戻していく。
「分かり合える友達ができて嬉しい。」
「困ったときは、お互い様だよ。」

元気を取り戻し、前を向き始めた主人公に訪れる彼女との突然の別れ。
「実は私、もうすぐ転校するんだ。」
「え、そんなの、、急すぎるよ。まだ恩返しも出来てないし、、。」
また塞ぎ込んでしまった主人公。でもなんだか前とは違う。
今の主人公には彼女から貰った温かい気持ち、言葉がある。
さあ、主人公がこれからどういう行動をしていくのか。
The  Dawn -Do what you can, with what you have, where you are-

チームみんなの協力のおかげで取れた 優勝 本当にありがとう、大好きだよ。

performed at きたえーる

そして、この物語のキーワードとなる言葉が

出来る人が、出来るときに、出来る分だけ。

自分が疲れている時
誕生日を控えててわくわくしてる時
それがどんなシチュエーションの時でも、きっと恩をくれた相手は

あなたの喜ぶ顔を見たくて
あなたに笑顔でいてほしくて

その一心であなたに暖かい気持ちを届けていると思います。

【恩送り】はとても素敵な言葉であり、暖かい行動です。
そして、恩送りという枠の中に【恩返し】が入ってるのかなと思います。

今この一瞬を生きる全ての方、そして自分へ

余裕がない時はいっぱいいっぱい周りの支えに甘えましょう。頼りましょう。
周りの人からの素敵な気持ちを受け取って、元気をいっぱいもらって、
まずは自分を大切にしましょう。

人を頼るのは簡単なことじゃないし、勇気だっている。
でも絶対に”あなたを見てくれてる人”はいます。
”助けてくれる人”は必ずいます。
一瞬だけ勇気を出してみてください。

元気になったら【恩送り】の番です。

自分を大切にしてくれる人へ
今なにかに向かって頑張っている人へ
自分を応援してくれる人へ
いっぱいいっぱいになっている人へ

どんな形でもいい。ほんの少しでいい。
あたたかい気持ちを送ってみてください。

そして、ぜひ恩をくれた相手には自分の頑張ってる姿を届けてください。
大切な人が目標に向かってきらきらしながら努力してる姿を見られるのが1番嬉しいよね!

最後に。

この【恩送り】の連鎖が、
思いやりに溢れた暖かい人と人との繋がりを構築し、
笑顔に溢れた空間を作るのかなと思います。

2022.10.6 圡原彩菜
追記 2022.10.22~28

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