【毒舌】昭和が生んだ「一般職」に囚われる45女の悲哀
大袈裟なタイトルを付けましたけど、元パリピの言うことですのでサラっと聞き流して下さい。
久しぶりに行ってきました。同期飲み会!
今回は大人な街、神楽坂です。
今回は私の酒量が少なかったのか、激安酒場なだけにアルコール度数が低めだったのか、いつものように泥酔することなく皆の話を聞けました。←毎回聞けよw
*
皆が楽しい話をする中で同期のE子が、
「夜眠れない日が続いてる」
と言いました。
40代後半になると、女性ホルモンが減少して夜も眠れなかったりします。私も一時期夜中に考え込んで眠れなくなる日がありました。
それは主に子どもに関する心配だったから、2人の子がいるE子もそうなのかと聞いてみると、
「仕事のことで悩んでる。新しい部署に異動になってから全然仕事が出来ない。前の部署に戻りたい。」
との事。
E子は私が「座っているだけのOL」と揶揄した所に未だに勤めています。今回集まった6人中そこで働いているのはE子だけです。
この悩みに対して私を含めた皆が心の中で思ったでしょう。
E子はどの部署に行っても厳しい
事務職が絶望的に向いてない
と。
*
■ 仕事には向き不向きがある
かつて、私が「座っているだけの仕事」と馬鹿にした仕事を1年9か月で辞める時に引き継いだのは一期下の後輩だった。マニュアルも引き継ぎ期間も十分だったにも関わらず、私が辞めた後に彼女は毎日遅くまで残業していた。最後は仕事もメンタルもメチャクチャになって3ヶ月で上司をセクハラで訴えて辞めていった。(←毎日残業する彼女を励ますために、皆で飲みに行こうと誘った事を訴えられたドンマイな上司w)
それにしても何をそんなに残業する程の仕事があったのか未だに謎であるが、仕事には向き不向きというものがあるのは確かである。
この後輩とE子が一緒だとは言わないが、E子はこれまで何度か会社側から「実質解雇通告」のようなものを匂わされてきた。その都度のらりくらりと交わしてきたから、はっきり言ってE子の評価は高いとは言えないだろう。
■ 終身雇用制度の呪縛
昭和が生んだ(正しくは大正末期)「終身雇用制度」ということも重くのしかかっている。辞めなければ一定の給与は入ってくるし、定年まで勤めあげれば退職金も多く貰える。よく「窓際族」とか「給料泥棒」と言われている人達は、この「終身雇用制度」を最大限に利用している。労働者にとってはメリットであるが、経営者にとっては利益を上げられない人を雇用し続ける事はデメリットしかない。
昨今ではこの「終身雇用制度」が経済停滞化や少子化の影響で崩壊しつつあるが、未だに就職は新卒で入るのが一番有利で、そのまま終身雇用で勤め上げれば生涯年収が転職を繰り返す人よりも高いのは明らかです。
(もちろん、優秀な人は転職をする方がいいとは思いますが、殆どの日本人は挑戦よりも安定を望む傾向にあるのでこのように申し上げました)
先に戻るけどE子はこの口。新卒で入った会社で毎日我慢してやっていく方が「安心」という呪縛から抜けられなくなってしまったと思われます。
■ 「一般職」という名のお嫁さん製造職
ここからフェミニスト全開でいきますね。もう止まらないわ。
これはE子の会社、私が新卒で入った会社だけかと思われますが、未だに「一般職」の新卒女性を男性社員のお嫁さん候補として見ています。
実際に
私が新卒で入った同期は女子が10人。
その一人の常盤貴子似が3期上の人事のノビ太みたいな奴と入社半年で婚約した。
ノビ太は貴子の事を、
「面接の時から狙っていた」と言った。
ノビ太は私に向かって、
「お前なんて面接で落としたかった。〇〇常務が気に入らなかったら俺は落としてた」と言った。
貴子とノビ太は順調に結納まで交わし着々と結婚の準備を進めていたが、貴子は中途入社してきた椎名桔平似にさっさと乗り換えて、ノビ太はボロ雑巾のように捨てられた。
貴子よくやった、ノビ太ザマーミロだよ!
ちょっと逸脱してしまいましたw
昔からそんな感じなので、会社としては同じ仕事が出来ないなら「既婚のオバサン」より「若くてかわいい独身の女子」の方がいいに決まってます。
なぜこんな事を思うかと言うと、E子から仕事の内容を聞いてみた所私がかつて「座っているだけの仕事」とバカにした内容とほぼ変わらなかったからです。
45歳になってもまだあの仕事をしてるんだ・・・
ごめんなさい。友だちの事をこんなに言いたくは無いのですが、なんか情けなくなっちゃったんです。
■ E子の今後について
いくらお節介の私でもE子に「仕事をやめろ」とは言えません。ただ、E子は45歳とは思えない程美人でスタイルもよくお洒落、性格も元気でノリがよくフットワークも軽くて本当にいい子なんです。
私は「事務職に拘らなくても、E子には向いている仕事は他にもあると思うよ。」と伝え、眠れない時の為にアリナミンナイトリカバーをおすすめしておきました。
どうか安心して眠れる日が来ますように・・・
最後にこんなニュースを貼っておきます。
やはり「終身雇用制度」は崩壊の道を辿っているのかもしれませんね・・・
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