語彙力って大切。

みなさま、こんにちは☆今日は子供たちの語彙力について思うことをつらつらと。語彙力がないが故に、思考に悪影響を与えている予感がしてならないです。


学校という現場に身を置いていると、ありがたいことに若い世代と触れ合う機会が多いです。そんな中、どうしても感じるのが言葉の壁。といっても決して英語力ではなく、日本語の壁を感じます。

以前、英語の授業で現在形を教えたときがありました。英語で現在形を使うシーンの代表例として、「習慣にしていること」を表現する時に使う場合があります。その際に、何も疑問に思わず「習慣」という言葉を用いながら現在形の説明を15分ほどかけてし終わった頃。「質問ありますか?」と学生に聞いたところ、「習慣の意味が分かりません。」と。当時、その質問の意味が分からなかったのですが、詳しく聞いてみたところ「習慣という日本語の意味が分かりません」と。もはや英語の現在形を理解するかどうか以前の問題でした。今までの15分返してくれってめっちゃ思いましたけどね。笑

これは一例ですが、日本語が分からないが故に理解できないことや、ましてや自分の感情や状況を伝えられないことが多発しているように感じます。

物事が分からない時。「分からない」ことを解像できないため、「だるい」になるんです。たぶん分からないことが多すぎて、さらにそれを伝えるだけの語彙力がないから脳が疲れてしまって「だるい」となる。

ここまで相手が汲み取ってくれればラッキーですが、普通はそこまで相手のことを考えない。「あの人だるいって言ったな」で終わり。最悪の場合、悪いイメージだけが相手に残ってしまう。常にだるいって言ってる人だなと。

これってかなり勿体ないなぁと個人的には思っています。相手に自分の思いが伝わらない上に、逆に悪いイメージまで与えてしまう。最悪以外の何物でもない。これって結果的に、自分の思考にも影響するんですよね。

英語を学ぶ前に、日本語力を高めてほしいと思う日々。

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