懲りない

何事もわからなくなってきた
どこへいきたいのか
何をしたいのか

しかし
誰だ

忙しい東京に遅れていると 知っていても 人々の行動をじっとみてしまっているのは
他人の体を撮った写真にグッと来てしまうのは 
こぼれ落ちるほど ノートに頭の中を 殴り書きしているのは

誰だ

年々失われていく倫理観から目を背けているだけだ。


人々は歩き出す
桜の咲く季節に向かって

わたしはまだここで
ベットの上で眠い目を擦りこれを書いているのだ。

わたしがどんなに悩んでも
東京の電飾はひかり続ける 待ってはくれないのだ

一緒に波を乗ってくれる人は
日本の遠い海の向こうだ 照り返しの強い夏のような

そして、わたしがフランスへ行ったとしたら
また服を学ぶだろう

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