カラオケに来たなら歌えよ
今日はほぼカラオケにいたので外気温と湿度のことは知らなかったが、気温28℃、湿度90%だったらしい。
埼玉県熊谷市の人とかには鼻で笑われる程度の気候だが、これは北海道民にはキツい。
一旦話が飛ぶが、私は「すぐカラ(受付機すら経由せず、スマホで受付から会計まで完結するシステム)」を使っているので、入店即ドリンクバーに寄ってさっさと入室するつもりでいた。
並んでる。
カラオケのドリンクバーって並ぶもんだっけ。
ま、いいか。
飲み物は後にして入室した。
最初は声域高めの男性ボーカルで喉を慣らして、その後にAdoやらヨルシカやらボカロやらに移行する。
最近はずとまよも歌う。
音域が広くてピッチが速い曲を歌うのは楽しい。
途中、あることに気付いた。
周りの部屋から声が聞こえない。
念のため言っておくと、ここのカラオケ店の防音はクソだ。有名大手ではあるが、周囲の人が歌っているか、もっと言うなら何を歌っているかまでハッキリと分かる。
周りの部屋が軒並み空室なのかとも思ったが、フードやドリンクを運ぶ店員さんが忙しそうに行き交ってるし、そもそもドアの前を客が通過しているのを何度も見ている。
みんな何してんの。
喉が渇れたので6時間でカラオケを切り上げ、部屋を出た。
トイレに行列ができている。
そういえばドリンクバーも並んでたよね。
何?満室?
よく分からないがとりあえず帰路につく。
最寄駅に入ってるマック、激混み。
ここでやっと気付いた。
みんな涼んでたんだ。
マックも。カラオケも。そしておそらくこの後に寄るつもりでいたタリーズも。
バカじゃねぇのと思われそうだが、カラオケ店は歌う場所であって、涼みに来る場所ではないと思っていた。
私が「涼みたい」と思うとき、過ごす場所は2択だ。
カフェか家。それ以外はない。
だってカラオケ屋ってうるさいじゃん。
本も読めないし、おしゃべりにも向いてないし、何より空間が閉鎖的で壁紙とかも微妙だし。
ここで「歌う」以外の目的で来る人がいることがよく分からなかった。
つーかさ、涼みに来たんでもなんでもいいけど、カラオケ来たなら歌えばいいと思うのだが。
せっかく機材あるのにもったいなくない?
ひととおりキレたが、これは周りが(入室しているのに)歌わずにいる中、1人大熱唱していたことに対する恥ずかしさだ。なんなの。
カラオケに来たなら歌え。
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