当たり前で、かけがえのない毎日を【#旅する日本語】
大阪と徳島で5年、東京と徳島で1年、東京と京都で3年。
離れた場所で過ごした9年間の遠距離恋愛が終わった。
その9年の間に、恋人だった彼は家族になった。
一緒に暮らし始めて、4か月。
朝起きて、自分の隣で彼が眠っているのがとても嬉しい。
仕事から帰ってきた後、ふたりで一緒のお鍋をつつく夕食の時間がとても嬉しい。
「行ってきます」「行ってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」「いただきます」「ごちそうさま」「先にお風呂入るね」「おやすみ」
そんな、何気ない言葉のやりとりを当たり前にかわせることが嬉しくて仕方がない。
「これからどうなるか分からないよ?」なんて周りからは脅されるけれど、わたしはこの当たり前の幸せが、これからも変わらずにずっと続けばいいなと思っている。
横にいるだけで、一緒にいられるだけで、落ち着いた気持ちになれる。
だから、これからもずっと、どうか隣に居られますように。
「寧静」(ねいせい)・・・世の中が平穏なこと。心が安らかで落ち着いていること。
サポートいただいた分は、なんだかちょっとときめくものとか、心がうきうきするもののために使わせて頂きます。それをまた、noteに書いてみなさんにお裾分けできればいいなって思ってます。読んでくださってありがとうございます。