はじめましての人も、そうじゃない人も ⑨

はじめましての人も、そうじゃない人もこんにちは、秋山あやです。
自己紹介を兼ねて、自分のこれまでとこれからを綴っております。今回が8回目です

1〜8回目はこちら↓


おだやかだ…と思っていた日々はあっけなく終わったw
あかちゃんはかわいいけど、寝ないし、頻回の授乳でへとへとだ(特に夜)。

オットはへとへとな私に優しくて、働いて帰ってきて、

夜泣きするあかちゃんを雨の中傘をさしてだっこして散歩に行ってくれた。

しかし、寝てしまえば夜泣きする赤ちゃんの声は全く聞こえなくなる。

私の気持ちに余裕があれば、

笑って済ませることができることも、

余裕がなければ、

「子どもが生まれて、なんでわたしだけこんなに生活が変わるんだろう。

いつもいろんな人に謝ったり、感謝したり…。

私がなにかしようとすると、いつも頭を下げないといけない。

誰も、私に感謝してくれたりはしないのに」
今、考えれば、「病んでるなーw」だけど、

「ありがとう」を強要されているような気持ちになっていた。

そんな時、オットは転勤が決まり、わたしは東京に引っ越すことになった。

その時には第2子を妊娠していて、

1歳にならない子と、妊婦の私と初めての東京だった。

都会のど真ん中にあるの社宅だったので浮かれていた。

でも、実際住み始めると、周りに知り合いもおらず、

知っているのはオットだけ、

妊婦で動くのもおっくう、

住んだ社宅は皆さん仲よさそうだけど、入っていけず、

同じ年くらいの子どもも多かったので

「テレビでアンパンマン見たほうがいいのか?」

共通の話題を見つけるのに必死だった。

(当時はスマホはなかったんだよ…)

都会の真ん中なので感度の高い方も多く、

素敵なイベントや講座は、

私がその存在を知るころにはもうすでに満員御礼だった。
気が付かない自分を「ふがいない…」とせめたり、

「私は参加するに値しない人間なんだ…だから気が付かないんだ…」と、

卑下したりした。

まわりは第1子の人が多く、

かわいい盛りの子どもを連れて、いろんなところに出かけていた。

わたしも

「私もステキママにならなくちゃ!」と躍起になっていて、

「ついていかなくちゃ!」で必死だった。

今なら、なんでやねん!だけど

「very」(←雑誌w当時の表紙は三浦りさ子だった)に出てくるような、

スマートでかわいいママにならなくちゃって思ってた。

(本当に、本当に、声を大にして「なんでやねん!」と言いたい…)
第一子の身軽ママと共に妊婦や乳飲み子をもう一人連れて移動する私…
「very」とか遠すぎる…どうしてそう思っていたのかな?

おかしいよねw

産後ハイだったに違いないw

地方出身者なので、ドキドキして、都会の人に声をかけることもできず、

私の友達なんてできない。

遊びに行って疲れて、帰りにコンビニでお弁当を買って子どもと食べる私。

日々の食事には気を使っていて、できるだけ手作りで、旬のものを、添加物の少ないものをと心がけていた。

悲しかった。いつもじゃないと思いつつ、負けたような気持になっていた。

子どもに手造りのものを食べさせてない。

後ろめたさもありながらのコンビニ弁当だったのに、食べてくれない。

子供に八つ当たりした。

そして、その八つ当たりする自分にやりきれなくなり、私、号泣。

しんどかった。



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