はじめましての人も、そうじゃない人も ⑦

はじめましての人も、そうじゃない人もこんにちは、秋山あやです。
自己紹介を兼ねて、自分のこれまでとこれからを綴っております。今回が7回目です

1〜6回目はこちら↓

契約が終わって最初にしたのは結婚だった。

仕事が終わることがわかっていて、

でも何も決まってなくて、どうするんだろう、私…

放送の世界にいたいけれど、

今いる局では働けないし、

ほかの局で働くにもどうしたらいいのかわからなかった。

誰に相談していいかもわからなかった。

私はこの期に及んでも、

「ぜひ!やってほしい!」を望んでいたので、

自分から動くことができずにいた。

そして、「ぜひ!」と言ってくれた今のオットと結婚した。

私は望まれたかった。求められたかった。

母は私に「結婚は逃げじゃないのよ」と言った。


放送局で働いているとき、

誰からも好かれないといけない、

そうじゃないと仕事がもらえないと思っていた。

だから頑張れたところもあったけれど、

自分が消耗品に思えて仕方なくなっていた。

やりたい人がたくさんいる業界なので、

やめても私の代わりはすぐに見つかる。

消耗品でもなんでもその席に座っていたかった。

だけど、

毎回内容は違うけれど、

ルーティンの繰り返し、

それ以上のステップアップは望まれてないし、

努力しても、報われている気がしなかった。

それでも、まだ、望まれたくて、「NO」も言えない私。

疲れてしまった。

限界だなと思った。
オットになる人は私をとてもかってくれていて、

評価もしてくれていたけれど、

NOも言えない、

自己主張もできない私を

「性格的に向いてないと思うよ。」

とはっきりと言ってくれた。

それでなんだかホッとした。私は放送局にしがみつくのをやめた。

結婚に逃げたと思ってはいない。

私は私のことを必要としてくれる人のところにいたかった。





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