日本の夏、八色に煌めく祭の風景


日本、暑すぎ問題。

なんと、蒸し暑い。
前日は30度超え、日曜日も前日の雨の名残か湿気が多く気温が高いという不快度マックスになりそうな気分で辿り着いたのは久々の浅草。
すっかり推しになった木葉ちひろさんを観にやってきました。今回お初で拝見となる踊り子さんは、鈴木千里さん、松本菜奈実さんです。
劇場の前まで行くと既に順番待ちの列がずらり。お、多い。
私も順番待ちを済ませると、いつも一度、劇場に入るとほぼ何も食べずに見るので少し早めの昼食へ。以前、テレビで見て行きたかったお味噌汁専門店へ。すっごく美味しいブランチを食べると劇場へ。階段へ移動がはじまるも列が長すぎて後列はほぼ動かずというカヲス。
再び場所を取るとコンビニへゴー。我慢できずにアイスを買って無心で食べました、暑かった、ひたすら。
少し前倒しして開場がはじまり、私は盆横っぽいところに席取りしました。
といいつつも1回目とは思えないほどの人混み。これは1回目で大入り行くのでは?(既に先週土日、前日土曜日大入りでした)と期待でワックワク。
すごい勢いで埋まり始める座席、そして客層も男性が多いながらも女性もはじめからしっかりいて(その中には相互さんもいた!)年齢層も広い。松本さんのファンの方もいたのかな?
メイドバー担当は初となる沢村れいかさん。鮮やかな赤の浴衣で登場されてました。見た目クールそうですが、情に厚く話すととっても優しいお姉さん、インスタでお料理も腕前も披露されていて、差し入れにおべんとばこを買っていきました。少し圧力鍋のお話もできて楽しかったです。(この記事を書いていた直後にれいかさんの11月末で引退のお知らせが...。一度はお会いできる様に劇場へ行きます!)

さて、定刻になりいよいよ開演です。


1景 木葉ちひろさん

じめじめ雨で頭痛も酷く気分も落ち込む...夏はいつ来るの?
色々と滅入る話題が多すぎて、気分もますます下降気味。
そんな気持ちを幕が開き、思い切りスモークが焚かれた中から現れた真っ赤なみっじかいホットパンツ姿で、満面の笑顔で現れた木葉ちゃん扮する夏娘!むしろ夏!
私はにこーっと微笑んだ木葉ちゃんの顔が大好きで、とっても胸の奥からぐーっと元気がもらえる人なんですが、もう初めからクライマックスという感じで盆からぴょーんと飛び出してダンサーさん達と熊野あゆさんとあらきまいさんを連れてガンガン踊る姿は「どうしたどうしたー!もっといけるだろー!」と強く背中を押されてるみたいで、M1はひたすら水色にキンブレを染めてフリフリしながら幸せを感じていました。
M2に入ると、お着替えを済ませた木葉ちゃんが舞台の中央からビーチボールのスイカを取り出した!それであらきさんと熊野さんとバレーをしようとするも、何だかうまくいったりいかなかったり、時折客席の方に落ちそうになったり!?(落ちませんでした)見てて楽しい時間。というか、その時の木葉ちゃん凄いTバックのまま、うふふきゃっきゃしてるんですが、凄いよね。もうガン見よ。
それから2人は退場し残った夏娘はスイカを袖にポーンとして、移動盆で花道を通って中央盆へ。しっとりした楽曲に変わると汗とお尻と髪の毛を色々と鷲掴みして(余談ですが、曲の途中でロング髪をぐしゃぐしゃぐしゃってするの好き)長い手足でスプリットを決めつつ、ニコニコ笑顔を浮かべて寝転ぶとお客さんと丁寧に目線を合わせて、まさかのウィンク。それを遠くから見つめる私(範囲外だった)
いいなぁ...と思いつつオタク実際見られたら溶けるか死ぬので、見るだけで良い。
見てて思うのは表情もさることながらベットでは「よっしゃ行くよ」というような気概が感じられる力強いポーズから見ている方が、凄く生きる力をもらえると思う。
幕が降りるその瞬間まで本舞台の中心でジャケットをぶんぶん降りながら笑顔を絶やさない彼女のパフォーマンス、もっともっと高みに登っていけるポテンシャルが凄いと思った。
あと腹筋、今ハードすぎて痩せている様なので少し心配...からあげやおにぎりとか少しは食べてください...。
ちなみに6景ではいなせな着流し侍で見事な殺陣を披露しています、初めに盆から鬼へ切り込んでいく先鋒隊を演じています。刀の握り方、切り込み方。そして殺陣とは一味違う刀を持ったダンスが凄いです。
8景ではフードを被ったダンサーの1人として存在感をめっちゃ出してきます。個人的には1景の次に木葉ちゃんがめちゃ踊っている演目だと思います。動きがとにかくキレキレで目を奪われ、盆でブリッジの様にポーズを取るところは見事だと思いました。
そんなこんなで1景から太陽の様に身体がポカポカになり、私に

夏がやってきた!いやっほぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!!

私は、あのスイカになりたい人生だった。


2景 藤川菜緒さん

鹿と猪に扮したダンサーさん達と登場したのは、以前私を「クソリプ撲滅委員会」で心に深い爪痕を残したなおぴさん(勝手にこう呼んでいる)
彼女が扮するのは古の北欧か、それともアイヌか、どこぞの緑深い森に暮らす先住民のような少女。
毛皮を纏い野生的でありながら、鹿や猪と呼吸を合わせ共に生きている少女を演じておられました。3回目は前方で見れたおかげで実際に床を叩き音を出している様子もわかりました。前の個人演目の時にも思ったのですが、藤川さんの印象として「役柄になりきる憑依型」「小柄なはずなのに舞台ではとんでもなく大きく見える」があると思います。
特に今回の演目は「生と死」が如実に分かる1作でとても難しい題材だったと思います。といっても決して乱暴な感じではなく、それまで共に鹿や猪と共に大地を踏み締め生きてきたことが、ステップでよく伝わったし鹿がナイフで仕留められる時の表情が穏やかであったこと、それを後ろで見守る猪の眼差し、そして仕留め命を頂いた少女の神々しさ。
きっと生き物として彼らは「信頼関係があった」からこそできた行動。
この世は生きとし生けるものと、命刈り取られその糧になるもので成り立っている。少女は理屈ではなく確かに大地を踏み締め生きてきたから「いただきます」がとても魅力的に見える。自らが纏っていた洋服をそっと鹿に掛け、盆で祈りを捧げる様にポーズを切ると、大地には新たな陽が照り、新たな一日がはじまる。
舞台に戻った時の手足を広げ大地に踏み締めつつ切るポーズが大好き、なんだろうな、胸がぐーっと熱くなる。ほんの少し口元に宿る微笑み、そしてここで私は生きていくという強い眼差しと最後のポーズ。剥き出しの生命力を感じさせる一作でした。
感覚的には映画「ライフ〜いのちをつなぐ物語〜」を見た後みたいな感動感。命ってすごい。
ところで本当になおぴさんって話すとほわほわした方なんですかね。実に眼差し鋭くエネルギッシュな面しか見てない...。
4景ではオレンジ色の女泥棒役、構えたサイリウムが武器みたい。
6景では短刀を構えた忍び役、身のこなしも軽やかで酒呑童子に倒されるまでひらりと攻撃を結構避けていたキャラかも...。

3景 鈴木千里さん

とにかく書きたいことがありすぎたので3景感想は別記事(←こちら)にしました。

6景では何か過去がありすぎそうな金髪の洋装剣士を演じています、場数も踏んでそうで果敢に酒呑童子に挑んでいます。昔は名ある(新撰組とか白虎隊)剣士の1人だったが、今は落ち延びて流浪の剣士をしているとか...。誇りがものすごくありそう、あと夜は酒飲みそう。
8景は黒松本さんの後ろで踊るフードダンサー、するりと踊ってそうで実はキレが物凄いことを感じさせないまま、本当にするりと踊っています、実にシャープな踊り。


4景 あらきまいさん

実は一度、池袋ミカド劇場でお会いしたことがあります。初めてポラに並んだ時も非常に可愛らしく初めてミカド劇場へ来た私を歓迎してくださいました。
その時に拝見したのは「縁を結いて」だったはず。
そんなこんなのあらきさん、演じるのは3姉妹のお洒落な青担当の女泥棒。
お衣装がキラキラしてて、すぐ後ろには紫担当のあゆくまさんとオレンジ担当のなおぴさん。そしてダンサーさんたち。絵面が強い、アイドルが凄い、私の語彙力な。
あらきさんはいい意味でアイドルの様に可愛くもどこか昭和を感じさせる方だなぁと感じたので今回の演目は本当にぴったり。
ここではキンブレが大活躍です、客席も青色でサイリウムが染まっていって綺麗。
皆が武器の様にすっと構えるとなんだか強い、むしろ皆のポーズが決まったら真後ろからドーンって七色の煙幕爆発したらいい、しないけど。
お着替えで透ける素材の藍色のロングドレスを纏うと移動盆に乗るとゆったりと移動、盆に乗ると綺麗なおしりをそっと披露してました、しかし足長いなぁ...。
ドレスをそっと脱ぎ盆に置くと、流れていた曲の歌詞通りに「熱い恋に落ちた女泥棒」を演じていきます。
大好きな彼を引き止めるため泣いて縋った...というところは実に可愛あざといところが全開で、長い髪の毛を掻き上げるとますます魔性さがアップしてドキリ。
M4は皆おなじみのあの曲でクールに立ち上がり、本舞台で綺麗なポーズを決められました。くるくるとミラーボールもフル回転。実に華やかな前半となりました。


5景 松本菜奈実さん

移動盆が中央に行って〜戻ってくる演目、脱ぎはなしです。
ただそれだけの動きですが、とにかく真っ黒なビキニに身を包んだ松本さんが非常に挑発的。
「ほらほらー、みんな。元気ー?後半もぶっ飛ばしていくよ!」
と客席を煽るようにリズミカルな曲に身体を揺らして、時には少しセクシーに挑発して、移動する時間で脱ぎなしでどれだけ”魅せられる”かという難しい5景を見事に踊り切っておられました。
時間は短くとも、松本さんの健康的で少し妖しくて肉体美を見せていただいた気がします。


6景 熊野あゆさん

今までポラ館ではアイドル系で可愛い演目ばかり見ていたせいか、今回のクールで笑わないあゆくまさんはとにかく度肝抜かれた、私、笑わないあゆさんの演目とても好きかも。
酒呑童子に扮したあゆさん、頭には禍々しい角、酒を飲みリラックスしているところを5人の侍達に襲われる。
1000年以上生き続けている鬼にとっては殺されそうになることなど日常茶飯事で、退屈そうに敗れ傘で襲い来る剣士達を蹴散らす、しかし遅れてやってきた凄腕剣士、源頼光が加わると形勢逆転。
個人的に酒呑童子は真ん中で柔らかな身体をくねらせ、剣士達が刀を構え曲のタイミングでくるりと円を描くように回る場面大好き(伝われ)
6人に囲まれ退路を絶たれ、集中的に切り捨て置かれる酒呑童子。
息絶えるのを見ると6人の剣士は退場する、各々退場の仕方も個性があっていい(伝われ)
最後に残った頼光の酒呑童子を見つめる眼差しがいい。
M2になると舞台に1人ぼっちで捨て置かれた酒呑童子にスポットがあたり、どんなに傷つけられても「死ねない」鬼が、息を吹き返し目を覚ました。
ここで移動盆にすっと立つと中央盆へ。正直、この移動する時の表情見て欲しい、本当に凄い。圧倒されてここで泣いた。あの目の下の涙の様なメイクや胸と右足に書かれたアートタトゥが青い照明に照らされて、胸が締め付けられる切ない楽曲とシンクロするととんでもない哀愁。ここで生きてくるのは熊野さんの幼い顔立ちとスレンダーな身体。
見た目、子供の様にも見えて、実はとんでもない年月を生きていると植え付けてくる。
ただ佇んでいるのに
「あいつら皆殺してやる」「私を殺さないで」「人間を食らっただけじゃない」「私は悪くない」「なんで殺されるの」「悲しい」「サビシイ」
という感情が流れ込んできた。悪いやつなのに、滅する相手なのにとんでもなく悲しい。
ふと「六兆年と一夜物語」という楽曲を思い出した、酒呑童子の物語も各地で違っていて人間から生まれた鬼という説もあるようだ、人間の感情を知っている鬼は悲しい。
盆に登ると柔らかな身のこなしとキレの良さでポーズを決めながら、悲しい表情をして髪を振り乱し鬼の角をまるで恨む様に「生き続けるならいっそ狂って仕舞えばよかった」と苦しみながら声もなく慟哭しているように見えて、ふっと我に変えると
「ねぇ、殺してもいいから、あたしのこと”忘れないでね”」
と苦しみながら花道を去っていく様に見えた。
楽曲、照明、踊り子、熊野さんのスキル、まるでジグソーパズルがかちりと噛み合った奇跡の様な演目。見る時は是非、厚めのタオルを持っていかれることをお勧めします。

7景 沙羅さん

6景でココロブロークンした気持ちを7景で癒せると思いきや、もっとブロークンされたのがこの景。癒しとはなに?(概念)
個人的にもの凄い涙が止まらずに嗚咽した景です。客席を見ると同じ様に目尻を拭っている方も多く見られました。
夏、草原、風の音、鳴り響く草の香り。
真っ白なワンピースと麦わら帽子、たたずむ少女、バレエとコンテンポラリーダンスで心の弾みを表現する沙羅さん、楽曲もシンプルであるからこそ、この景では唯一群舞もなく演者の手腕が試されるので、それでも目を奪われる沙羅さんの表現力に圧倒されます。
少女は想い人を出迎えるとそっと手を繋ぐ、淡い初恋。
共にステップを踏んでダンスを踊り、そっと寄り添う。唇も身体も重ねることなく訪れる別れ。
少女は過ぎゆく時間を帽子のリボンに託してそっと風に飛ばす。
ここで一時、沙羅さんは退場するのですが流れ続ける音楽と照らし出される草がとてもいい。この景では踊り子さんの他に風、草も立派な登場人物だと思います。
再び現れた沙羅さん、少女は少しずつ大人へ変貌していく。
長い黒髪に結ばれた淡い青のリボン、長く少し大人っぽいドレス(貴族な感じ)に身を包み現れるとポーズを決める。そしてM1が終わると物悲しげな曲が流れ舞台の幕は閉まり、花道を歩く、一歩一歩歩くうちに少女は年を取り女に成長する。
この時、2通りの考察が浮かびました。

1:あの夏を過ごした男性と共に歩もうとしたが女性に不治の病が発覚し、愛する人と一夜を過ごし天国へ(タイトル通りの風立ちぬ案)

そして、私がはじめに感じた考察が
2:あの夏を過ごした男性が戦争へ行き帰らぬ人へ。戦争が終わり帰還兵と結婚することになった女性、初夜を迎えるが彼女は身体を許しても心までは決して許してくれなかった。
なぜなら彼女にとって唯一愛し続けたのが、夏を過ごした男性だけだったから。

今日は2について個人的な考察を語りたいと思います。
盆での沙羅さんは空を仰いだり、微笑む表情がとても多かった気がします。
彼女と結婚し、彼女を抱く相手は「君が恋した男はどんな人だったんだい?」と床で聞いたのかもしれませんが、答えは微笑みのみ。
愛した相手と、人生を生きていく相手は別だと知りつつも、次第にあの夏を思い出し現実が受け入れられず精神が病んでいく女性。
「私は鳩になってあの人に会いに行きたい」とドレスを空に向けて光に照らされるシーンでは私はそう解釈しました。幕が開くともうあの夏はなく、草もなく、緑色の照明だけ。風の音が蘇り、彼女は何かをつぶやく。それは演目名なのかもしれないし「あなた...」と言っている様にも見えて吸い込まれる様に消えていく彼女。沙羅さんが微笑むたび、とても悲しくて寂しくて、そんなに夏の人を深く愛していたのかと思い知り涙が止まんなかったです。シンプルな楽曲、風の音、草の香り、何気ない日常、そして彼女の全てを奪った戦争。
静かな怒りと、悲しみが込められた演目だったと思います、ぜひハンカチを手にご覧ください。

3景では色気漂う大人の愛人を演じておられました(詳しくは3景記事)
6景ではなんだか平安の貴族っぽい「ボンボン」感が漂う格好で妙にキュン。きっとかなり世間知らずながら剣の腕は確かで、でも女中たちには「坊っちゃま」なんて甘やかされているのでは...なんて妄想しちゃいそうな可愛い侍でした。


8景 松本菜奈実さん

6、7景で心フルボッコになった私の前に現れたのは、黒のフードダンサーたちを従えた松本さん。その目つきは鋭く雰囲気はヴィラン。エロい、コワイと思いつつもあのダークな女王様は結構好きな感じ。
はじめは松本さんの生歌からはじまり、ダンサーたちを引き連れ舞台、盆と縦横無尽に踊りまくる、サイリウムで客席は赤く染まり、女王様は満足げな表情。気怠げな雰囲気を見せて退廃的、でも寄り添う配下たちは彼女に心酔しきっている。
M1が終わると次々と倒れていくフードダンサーたち。それをえっ?!という目で不安げに見つめる女王様、くるりと踵を返すと衣装変え、このとき、ダンサーさんたちがもちろん見せない様にしているんだけど、凄い勢いで一生懸命衣装変えしている松本さんの姿が垣間見えてほっこりする。真っ白な衣装で登場すると移動盆へ。
先程の真っ黒さなどどこへやら、息を弾ませながら手を胸に緊張しつつ微笑む白松本さん!

はい!ここで私の心は救われた!!!(遅いな)

移動盆に乗りながらゆっくり踊りながら移動するんですが、この時、じっくりと客席を見つめる様な感じで軽く会釈をしていくんです。
「ようこそ、浅草へお越しくださいました」
という感じで、実に丁寧に。今回、初ストリップということもあり凄いプレッシャーだったと思います、だけど真摯に丁寧に頑張られて(身体のアザとかみたら分かる...)トリを勤められたということは確かにあったのだと、私の心に炎が灯った様でした。
「乳神様」と言われる様に見事なバスト、そして綺麗なネイル、胸を伝う汗、劇場を微笑みで包む姿。ポーズを緊張を持ちつつ決めておられるのがとても伝わりました。そうだよな、そりゃ初ストリップだもの、魅せる力の強さで忘れていたよ。
他の方もおっしゃられていましたが、また何度でも劇場で拝見したい方だなと思いました。
本当にデビューおめでとうございます!!

6景では酒呑童子を討つリーダーの源頼光を演じておられます。立派な鎧と威厳ある立ち姿。それまでの5人の侍とは違う雰囲気。きっとリーダーシップがあって気心強い侍なのだろうなと思います、でも酒呑童子が倒れる姿を見つめる瞳にどこか優しさが...。きっとモテる。この侍。

フィナーレ

ロック座Tシャツを着つつ、バンダナを身に包んで皆でダンス!
途中から松本さんも参加してMCもされてました。凄いなぁ!
ちなみに2回目のフィナーレではあゆくまちゃんと木葉ちゃんはツインテで合わせてましたよ(謎の情報)
3回目では大入りが発表され大盛り上がりの劇場、フィナーレでは様々な景を演じた踊り子さんたちも一緒に、笑顔で客席とバンダナ振って気持ちは夏フェス。


8景すべて見てしまうと、とにかくどっと情報量の多さにぐったりしてしまって。
特に3、6、7が凄かった。考察、妄想好きには「やってみろ」的なテーマを見てしまった気がして。
とにかく楽しかったし、考えさせられたし、感情が迷子になるぐらい心揺さぶられました。
初めてでも十分楽しめる作品だと思ったし、一見っぽい若い男性2人組が松本さん景を見て「でっか」「大きいな」と言って満足げに微笑んでいたので、なんだか心温まる気持ちになったり...。

10時間ほど劇場にいたので、帰り道はすっかりお腹は減りまたも目の前でお店の電気は消えて行きましたが、それでも帰りの電車ではツイで感想を書いたり、読んだりと楽しみは続き、前日ろくに寝ていないのに、まるでエナドリ飲んだかの様に目が冴えて眠れませんでした。いや、寝ろよ。そのあとは気絶する様に寝ました。

浅草の演目は「多くを語らない」から、妄想が広がると思います。
個人演目ももちろん好きですが浅草のショー形式はスケールがまるで変わるし、群舞もあるので余計に感じるのかと。


とにもかくにも夏はまだはじまったばかり、おれたちの夏はこれからだ!!!(バンダナ振りながら)


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