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人生で一番好きだった男の夢

(夢の回送)
多分どこかで遊んだ帰りに初めて今私が住んでる家に来た感じ。
「おー!ここに引っ越したんだー!いいとこだねー!」
「でしょー!えへへー好きなものだけ置いてみたー!ってか、汗だくじゃん!お風呂入ってけば?」
「え?いいんすか?じゃ、遠慮なく!」(リビングでTシャツを颯爽と脱ぎ始める)
「ちょちょちょ!脱ぐのはあっち行ってから!笑」(お風呂のほうを指差す)
(元彼お風呂に入りながら私、洗濯機をこっそり回す)
「いやーほんと悪いっすねー!ってか洗濯機回してくれてる?そこまではいい、いい!」
「え?だって泊まってくんでしょ?汗だくだったし明日洗濯したの着れたほうがいいじゃん!」
「じゃ、お言葉に甘えて!ほんとありがとね」
(場面転換して元彼布団に入っている。頭の上で腕組みして天井見上げながら)
「いやー、今日もほんと楽しかったなぁー!いつもありがとね」
(その隣で寝転がる私)
「いやいや、そんなん私こそだよ!ほんといつもありがと」
(急に涙が止まらなくなり、目が覚めそうになる。起きたくなくて必死で抵抗するも天に昇っていく元彼)
「いやだ!行かないで!ほんとにほんとに今までありがと…私のせいで沢山傷つけてごめん…大好きだったよ…」

あの頃のままだった…。
私が一目惚れして猛アタックしてたのにいつの間にか私のこと好きになってくれた。
素敵な音楽もお笑いも生きていく上で大切なことも全部教えてくれた人。
最初は恋愛感情として好きだったけど、一緒にいればいるほど人としての魅力に気付かされた。
なぜ私はそんなに大切な人のこと大事にできなかったんだろう。
どうか彼が今年も幸せでありますように。
一昨年の年末一緒に見た海に思いを馳せて

人生で一番好きだった男の夢を見た話。

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