がんばらないをゆるっとやる

「がんばらないをがんばる」という言葉があるけど、それはとても難しい。
何故なら頑張る人は責任感が強く目の前にあることに対して一生懸命、全力を注ぐという人だからだ。言うなればずっと気持ちが張り詰めていてONの状態。
OFFにすると何もしなくなってしまう駄目人間だから「頑張らないは悪いことでしょ?頑張らないを頑張るとは?」と思っていると思う。
私もついこの前までそうだった。

転機となったのは、部署異動だった。通勤時間が短縮され、平日の夜の時間が増えたのだ。
最初は何をしていいか分からず、早めに寝てなんだか夜を無駄にした気分になったり、早く寝た分早めに起きてしまい、生活リズムがうまく作れなかった。
それからOFFに切り替えることを意識的にやってみた。つまり頑張らないを頑張ってみた。帰宅してからご飯とお風呂を済ませたら今日はなにもしないぞと宣言して何かしたい気持ちをぐっと抑えて「何もしちゃだめだ!」と念じた。…そしたら今度は会社に行ってもなかなか気持ちがONにならなくなってしまった。やる気が起きない。なんとなく体調が悪い…気がしてくる…。仕事に行きたくない。もう別に色々やったし、人生も終わりでいいかも…。という無気力人間になってしまった。

これはまずいということで仕事のギアを上げて頑張ってみた。仕事のスピードを上げ、以前と違う指示でよく分からないことを先輩が言い出したら納得するまで聞いてみたりした。そしたら少し仕事が楽しくなった。朝起きて「今日もやったれ!」という気持ちになってきた。
帰宅してからはOFFにブチッと電源を切ってしまうのではなく、気力を好きなことに回すことにした。あとは、書けるときに日記を書いて心に溜まっていたもやもやが吐き出せるようになった。そして極めつけは前から行ってるけどヒトカラ。これは私にとって最強のストレス発散法。
常に試行錯誤ではあるけれど、これが現状一番良い解決策「がんばらないをゆるっとやる」

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