たまきたPAPER夏号発行

今日は、たまきた夏号の発行日です。

2023年夏号

3、6、9、12月1日の季刊発行。いつも発行日は新しい季節らしい晴天で、今回も「たまきたが来て、夏が来るな」と空を見ながら出勤してきました。

今回は、「透ける」というのがテーマ。ガラス工芸作家の方のところに取材・体験に行って、「パート・ド・ヴェール」という技法で自分の作品もつくらせていただきました。

ガラスは昔から好きで、ガラスのアクセサリーがほしかったのですがなかなか気に入るものがなかったのですが、今回、自分でつくってみると理想どおりのものができてご満悦。丁寧に教えていただいたおかげですが、「才能があります」と言っていただけて、もうガラス作家になろうかと思いました（気に入るとすぐプレーヤーになりたがる）。

気に入りすぎて、必死で写真を撮って表紙にもしてしまいました。

テキストより写真が好かれる…という話はここでも何度かしているんですけれども、私自身撮るのが好きなので、最近本格的に写真を習い出しまして。

透明なものを、美しく撮りたいという願望もあって、こういうテーマにしました。

したはいいんですけれども、透明なものを撮るのは、まあ、難しい！

写真の塾で「光のコントロール」という話を聞いてきたばかりで、張り切ってコントロールしようとしたわけですが、そう簡単にはいかないと思い知りました。機材です。機材がいります。このときはまだ、思うように機材がそろっていなかった…。

でも、なんとか透ける感じをちゃんと撮れたと思います。透ける光を、感じていただけたらうれしいです。

しかし、写真はこれからが修行ですね。いろいろと機材を買い集めはじめて、これは沼だなと薄々気づきながら片足を突っ込んでいます。

ちゃんと基礎を学んで、人が喜ぶ写真を撮らないといけません。

そういえば私は、中学生のとき、カメラマンになりたいんですよ。その話、次回書きたいと思います。

原田あやめ