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文字起こし用WEBサイトをオープン

https://kotonoha-sha.jp/mojiokoshi/

私は2010年ごろから数年間、文字起こしのカリスマ・廿里美氏のアシスタントをしていまして、文字起こしスキル、チェックスキルを身につけるほか、文字起こしテキストや、オンライン講座の編集運営などにも携わってきました。

しかし、当時はライターとしての業務にやり甲斐を感じていて、廿さんの下を離れ、情報誌のライターとして執筆、そのうち企画編集、WEBサイトや情報誌の立ち上げ、法人化…と進んできたのです。

ただ、法人化してからは文字起こしやテキストアノテーションのご依頼もデザイン編集と並行して増えてきまして、文字起こしなどの言語データ系と、デザイン編集系、二つをメインの事業として会社が育ってきました。

ここのところ、医療・製薬系の文字起こしのご依頼を多くいただき、同じ時期に、プライベートなことですが身近な人の病が発覚し、医療・製薬系の文字起こしに特に思い入れることになりました。

私自身、今はとにかく健康なのですが、小さいころから三十代までは病気がちでした。でも体を壊すたびに医療に助けられ、今ではすっかり元気になり会社を経営しています。

父が脳梗塞やがんになり何度か命が危ぶまれましたが、やはりしっかりした治療で76歳の今も普通に暮らしています。

そして最近の身近な人の病では、また医療に救われることが多々あります。

そんな状況なので、特に医療・製薬の文字起こしは、薬や治療を発展させるためのものでもあり、少しでも医療の役に立てる、有意義な仕事に思えてきたのです。

そんなわけで、大変専門的な内容なだけに書き起こしは難しいのですが、医療・製薬の文字起こしを積極的に受注していこう、と文字起こし専用のWEBサイトを立ち上げたというわけです。

https://kotonoha-sha.jp/mojiokoshi/

いまや、音声認識がどんどん育って一般的な会話なら音声入力からきれいに文字化され、文字起こしはあまり必要ないようにも見えます。でも医療のように、驚異的なスピードで発展・進化を続け、新しい言葉が生まれる分野では、音声認識も追いついていません。

資料を参照し、音を聞き、人間の手で書き起こす原始的な作業が、専門的な内容の文字起こしではおそらくずっと必要です。

社会を前に進め、人の命を助ける専門家を遠くで支える仕事。

そんな意識で文字起こしを行っていきますので、どうぞよろしくお願いします。

原田あやめ

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