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それが最後になるかもしれない、なんてその時は思わない

父は去年、今年もお正月は入院しており、一昨年は家族でお正月を迎えられるのがこれが最後になるかもしれないとは想像していなかっただろう。

育児においては、おむつ替え最終回にこれが最後のおむつ替えとは認識できなかったし、授乳最終回でもこれが最後になるとは分からなかった。

最近はあまり思わなくなったが、コロナ禍で人と対面で会う機会が貴重になった際、人と会う時は毎回、この人に会うのはこれが最後になるかもしれないな、と思っていた。

人や物事との別れも育児の節目と同じように、過ぎ去って初めてあれが最後だったんだなと認識できるものなのかもしれない。

後に後悔しないよう、人と会ったり、何かの経験をする際には伝えたいことを伝えきり、やりたいことをやりきるようにしていきたいと思う。


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