[遺稿シリーズ]第十二夜〜灯台の一番星
みこちゃんの下のシリーズを娘に読ませたところ、さらさらっと書いてしまいました。
chihayaん家の畳の下から、某文豪の遺稿が見つかったので掲載しました。
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吾輩は何であったか忘れた。
ただ某と呼ばれていたようである。
いつのことか、どこの記憶か判然(はっきり)と判らぬが
今になってよみがえってくるものがある。
あるいはこれは夢であったかもしれぬ。
自分は岬の突