「あなたと出会えて本当に良かった」を心がけてる方は、本当にそう思わせる!
これまでの自分を振り返って自己理解を深める道具として自分史(ライフラインチャート)があります。過去、どんなことで自分の気持ち(幸福度やモチベーション)が高くなったり低くなったりしたのかをタテ軸にヨコ軸に時間軸をとり、自分の年齢推移から曲線を描くものです。
記入した後、何か気づいたことがあったか、また、周りの方と比べて感じたことがあったか、意外だったと感じたことを書き出します。
このライフラインチャートは年齢に応じて曲線も変化していきます。例えば親の老々介護を終え、働きながら資格取得を終えたタイミングでは、対人支援を目指した原点は介護支援の現場にあったし、介護支援をしながらこれからの自分を考えていたことを振りかえる際にはイメージを大きくしていました。
先日、キャリアコンサルタントの技術更新講習(On Zoom)でチームを組んだ秋田県で障がい福祉に携わる方、山口県で就業支援に携わる方と私の3人チームでのセッションで、職業人生についての振り返りをしていただきました。
このワークでは、自分ではとても気づくことができない「どんな状況にも手探りに喜びを感じていた」という言葉で要約された。過去の自分はそのような職業観を持っていたのだと振りかえることができたことに感謝。そして、「今の仕事にチャレンジする気持ちを活かしていきたい」と、そう思えることができた。
その方は、「あなたと出会えて本当に良かった」と思っていただけるように常に心がけてられるとおっしゃっていたのがとても印象的でした。
このような出会いに感謝し、同時に少子高齢化の進行と働く期間の長期化が進む中、例えばシニア層には様々な問題(収入格差、貧困、老老介護、独身者の増加、身体的健康、認知症・・・)が集約化していくようにも感じた。
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