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痙攣がなくなったので眼鏡を作りに行く

片側顔面痙攣の治療を1年半以上にわたって続けてきていましたが、手術を受けて症状から解放されました!
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退院後の体力も回復し、主治医の先生から運動も含めた日常生活の復帰にお墨付きをもらって、やりたいことが出てきました。

その一つが「眼鏡をつくる」です。

もともと10代のころから近眼で、眼鏡やコンタクトレンズを使っていました。10数年前にレーシック手術を受け、両目の視力は1.5レベルに回復してその後は裸眼生活でした。

レーシックによる回復も年数を経るにつれ少しずつまた悪化し、最近は視力の低下を感じていました。そしてもちろん年齢とともにやってくる老眼も。
それでも、左右の視力差が大きい、いわゆる「ガチャ目」持ちなので、遠くは右目中心で見て、近くは左目中心で見るという調整を無意識に行うようになっており、とりあえずの日常生活に大きな問題はありませんでした(自分の両目で「遠近両用」を実現しているって感じですね)。

それでも目に負担をかけている感覚はあり、矯正を考えたいと思っていたところでした。

が! 痙攣がある間は検眼をしにいく気にはなりませんでした。

検眼中にぴくぴくが始まってしまったら測定用の目標に焦点を合わせるどころではなくなってしまうからです。1回の痙攣は3分前後続き、いったん収まってもまた5-10分以内に始まる…というのが1時間ぐらい継続することもありました。正確な検眼ができるはずがないですよね。

1月の手術で症状はすっかり消え、痙攣の恐れはなくなりました。そこで眼鏡屋さんに行くことにしたのです。10数年ぶりの詳細な検眼。今回私は科学的にとても細かく正確に検眼をしてくれる眼鏡屋さんに行きました(下記はシンプルなリンクでアフィリエイトではありません)。

たっぷり2時間の時間をかけて、検査、レンズの選択、そしてフレームの選択と調整をしました。

ガチャ目でなんとか日常生活はできている…と思っていましたが、視力のほかに左右の斜位が外斜位傾向にあることが発覚。普段は顎をあげることなどで(無意識に)調整して焦点を合わせていたようです。そういえば証明写真を撮ってもらう時、いつも「顎を少しひいてください」って言われていた…。

今回はそういった左右や上下のズレについても検査で明らかにしてレンズを調整してもらったので、「一日中眼鏡をかけていた方が目が疲れない」ということのようです。

検眼用レンズをつけて歩いたり建物の外に出たりしてみました。明らかにこれまでよりも遠くの建物の窓までくっきり、はっきり見えます。手元も疲れないで見ていられる感覚。ただし、いわゆる遠近両用レンズは初めてなので切り替えには少々慣れが必要そうです。


検眼から約1週間後、できあがった眼鏡を取りに行きました。さらにフィッティング調整をして、いざ外へ。晴れていた日だったこともあり、周りがぱっと明るくなった感覚がありました。

顔面痙攣から解放され、眼鏡という新しい武器?も手に入れて、少々大げさですが、新しい日々が始まるのだなぁと実感したのでした。

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