見出し画像

CafeSnapを運営しながら日本茶メディアに参画した理由

はじめまして。CafeSnapの大井と申します。私は、個性の光るカフェが探せるアプリ&メディア「CafeSnap」を運営しています。

初めての投稿ですが、CafeSnapの話はこれから徐々に(不定期でw)更新していきますので、今回は本日オープンした日本茶メディアの話を。

2021年1月14日に日本茶メディア「Re:leaf Record(レリーフレコード)」をローンチしました!

コンセプトは「日本茶のすべてをアーカイブする」

日本茶に関心を持つ人々と、この業界に参入したいという淹れ手や担い手のためのメディアです。日本茶に関心を持つ人々の好奇心を高め、学びや気づきの場となることを目指し、日本茶に関わる“知・心・技”と革新を発信していきます。



プロジェクトのはじまりは、昨年の3月ごろ。発案のSatén japanese tea の小山さん吉田茶園の吉田さん、CafeSnapの記事も多数執筆してもらっているRINさんにメインライターとしてはいってもらい、コンセプトやワイヤー設計(懐かしい)から作ってきて、ようやくリリースできました。

日本茶は、この数年で、現代の暮らしにあった淹れ方や楽しみ方のバリエーションが増え、若い人を中心に改めて注目が集まっています。

また、カフェ業界においては、コーヒー(先輩!)が嗜好品飲料の認知度を拡大したことで、日本茶業界においても、再現性のあるレシピや抽出器具、 これまで言語化されにくかった風味表現が話題になるようになりました。まさに、日本茶は変革とアップデートの時を迎えています。

コーヒーと日本茶、両方の取材をしていると、日本茶はスペシャルティコーヒーやサードウェーブコーヒーと同じように、“嗜好品としての日本茶”を広めていける可能性が十分にあると思うし、コーヒーに関わる人々は日本茶から“日本人が大切にしてきた気遣いやおもてなしの心”を改めて学ぶことができます。

「このメディア不況のときに、サイトを立ち上げるなんてー!」とか、「CafeSnapのある意味、競合になるんじゃない?」という人もいるけれど、この記事( https://releafrecord.com/article/28/ ) でTEA BUCKSの大場さんがおっしゃっているように「プレイヤーが増えれば、日本茶の未来は変わる」と私も思うのです。


日本茶を作る人も、淹れる人も、飲む人も、日本茶と楽しんで向き合う人を、まるっと「プレイヤー」と呼ばせてもらえるのなら、もっとプレーヤーを増やしたい。編集者としては「日本茶のことを少しでも知ってもらえる面を増やしたい」。小山さんや日本茶に関わる皆さんと話しながら思うようになりました。


ちなみに、だいぶ話は飛びますが、私が日本茶で好きなのは、「ひとつの急須で淹れたお茶を、何人かの湯呑みにわけて注ぎ、みんなで飲むことです」。

打ち合わせや農家さんに行った時に、そうやってお茶をいただいたのですが、あの良さはなんでしょう! 「同じ釜の飯を食う」って言葉がありますけど、あれに似ているような、全然違うような……(笑)。

みんなで同じお茶を、何煎かにわたって一緒に飲むことで「仲間だな〜」っていう気持ちと“輪”がうまれるように思います。また、そうやってみんなでお茶を飲みたい。


ローンチまで1年かかっているので、いろんな話が積もってますが、まずはここまで。(まだCafeSnapのことも書いてないしw)

コーヒー、日本茶だけでなく、食文化が豊かな日本は、世界に誇れるカフェ文化がある国です。

いま、お店は本当に大変です。できることは多くはないけれど、「ひとりランチ」や「ひとりお茶タイム」、「テイクアウト」で少しでもカフェに関わっていたい。そして、またカフェでのんびりしたり、人とお話したり、素敵な時間を過ごせる日がはやく来ることを願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?