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嗜んでほしいワイの話

ワイン好きの人が引っ掛かるかという渾身のボケです。ごめんなさい。全くワイン関係ありません。ワイ=わたくしのお話でございます。

なんでnoteを書くのか。これには色々と理由がある。すぐ分類したがる理系根性で恐縮ですが、理由は大きく以下の4点になりまーす。(ピスタチオ風白目でお願いしまーす。)

  1. 日記として

  2. 妹、弟たちへのメッセージとして

  3.  難ある人へのメッセージとして

  4. おせっかい先生として

それでは内容をご確認させていただきまーす。


1.日記として

私が尊敬するちきりんは、高野悦子の「二十歳の原点」を読んだことで日記を残すことの意味に衝撃を受けて、書き始めたそうだ。ちきりんは小5でこの本を読んだという早熟さだけれど、私は大学の時に、私を好きだという男友達に薦められた。

で、私も「二十歳の原点」を読んで、そのピュアな瞳がとらえた学生紛争の繊細な描写に涙したのだけど、高野さんがお前に似てるから、という男友達の推薦文句に、自殺した人に似てるなんて不吉な将来イメージ作らせんな、と腹が立った。既に二十歳は超えてたけど。

心が海より広い今となっては、偉大な方に似てるなんて光栄ですわね、おほほー(坂田利夫風)と思ってるで。ありがとうね。(super richの氷河衛風。)

でも、アンネの日記もしかり、その時代の情勢が反映された個人の日常というものが描けたならば意味があるんじゃないかな。映画「この世界の片隅に」は好きというか、心奪われすぎて号泣して娘が引いてたけども、原爆前後の呉市でのささいな日常とその変化が描かれている。

ワイはワイのしょうもない日常を通して世相をぶった斬りたいんや。

2.妹、弟たちへのメッセージとして

私が尊敬するひうらさとるさんは(まだあんまりよく知らんけど言ってみた)、Voicyで発信する理由を、妹たちのために、と言っていた。妹たちのために、て素敵やん?

私は男性が多い学校や職場のマイノリティとして生きてきて、あらゆるハラスメントを見たし、自分も当事者にもなった。その度に打ちのめされて、でもいつもどこかから丹下段平ばりのセコンドが現れて、立て、立つんだアプ子!と頬をしばかれ立ち上がってきた。

でも、もう自分のために立ち上がれない、と灰になりかけた時、「後ろに続く若い人たちの道を作っているのよ」という神の啓示を受けた。その神が誰だったかは覚えていない。すんません。兵庫県の某国立大学の女性の先生だった気がする…

そう、自分のためにはもう立ち上がれないけど、可愛い子ちゃんたちのためなら立ち上がれる!そういう思いをこめて書きたいのです。

最近は若い男子も優しくて迷っている子が多いから、ワイはそんな可愛い弟たちにも幸せになって欲しいんや。正直、弟より息子ぐらいの感じでオカンは微笑ましく見守ってる。

3.難ある人へのメッセージとして

私が尊敬する、これまで出会った偉大なアーティストたちは大体おかしい。私が尊敬する、これまで出会った天才的な学者も大体おかしい。それは、発達障害とか精神的疾病に分類されるレベルの強度で。

そして自分自身も性格に難を抱えている。3歳から一緒にいる幼馴染からは、人として大事なところが欠けている、とお褒めいただいている。夫も、アプ子さんは燃え盛る太陽だね、と暗に近寄りたくないことをおっしゃる。その難が個性なのか病なのか、それほどこだわらずに生きてこられたのは、ラッキーだったと思う。個性として評価してくれる人に出会えてきたという恵まれた環境があった。

そういう恵まれた環境が、経済的なものだけに支えられるのではいかんと思う。今の時代、ネットで無料で色んな人に出会える訳で、私の文章に出会った難ある人が、自分の難を愛すべき個性と捉えられるといいなあ。

ワイは君の個性を全面的に支持しまっせ!

4.おせっかい先生として

私が尊敬する教員たちは大体おせっかいだ。自分が他人に何かを与えられると信じている。いや、信じないとやってられないよね。だって勉強しか出来ないしやるしかないやん。時々全てがわかった気になる自分に自戒をこめて言うてます。

勉強すべきことなんて、この世には数えきれないほどあって、その中のごく一部の、わりと歴史的にわかってきたこととか、産業化できそうなことが教科になっている。それが人によっては合わないこともある。そこに過剰適応して、学歴と職歴を得た大人は教えんといかんのだ。

でも、教えるって双方向でね、授業をするたびに、マジでそう来たか、という感動的な気づきと腰抜かすほどの衝撃が、教える側にも与えられるんです。ていうかその衝撃がないと、生徒側にも衝撃は与えられないよな。

でね、オギャーと生まれてから、年齢を重ねるほどに教育格差ってやつがワーっと広がっていって、アクセスできる情報がドカンと多い人とドカンと少ない人に別れちゃう。

ワイはそこに風穴をあけたいんや。たこ焼きぐらいのサイズでいいから。



今日もこんなに長いワイの話を読んでくれて、ほんまおおきに。(関空に降りる飛行機の機内アナウンス風。)そんなあなたへの御礼に、電車で向かいに座ったカップルが初々しくてご馳走様、という体験ができるじゅもんをお届けします。ホナ!

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