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生きて行くことそのものがアート

生み出す、という過程には何かしらの痛みを伴うものなのだろう。出産を例に出せば一番分かりやすい。激しく強い痛みを耐えた末に生まれる掛け替えのない輝かしく美しい命。生まれた瞬間の歓びの大きさと感動に、それまでの痛みは忘れてしまう。

あなたにしか生み出せない。あなたのところにしか生まれてこない。

女性であれば、身をもって新たな命を産むという直接的体験をするチャンスに恵まれ、そして例え何らかの事情で子供を産まないとしても、エナジー的にその才能を授かっていることに違いはない。男性であれば、愛する女性とともにあり、その肉体を通して、生み出す、という体験をする。いずれにしても、クリエイションには男性性と女性性の統合が不可欠。

アーテイストやクリエイターは作品を生み出すのに大変なエネルギーを費やすという。そもそも生きて行く、ということそのものがアートであり、クリエイションなんだと私は思う。痛みの方に引きずり込まれてしまうと自己を傷つける、その危険性をふまえて注意深く周到に日頃から準備しよう。精進から昇天へ。

自己の内面にある女性性と男性性を合致させスピンさせることで可能となるクリエイション。生み出す歓び、そのパワーと自由さに集中し、それを通して育まれる愛と幸運を享受して生きたい。




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