書いてないことは知らない
「ある男」という映画を観ました。
前から気になっていて、見終わった後にしばらく抜け出せなくて、しばらく気持ちが浮遊しました。
その後に、「市子」という映画を観ました。
「市子」を演じる杉咲花さんが素晴らしく、息を呑みました。
ある男を観なければ、市子は観なかったかもしれません。
人は何をもって自分を自分とするのか。
戸籍というものや、証明ということについてあまり意識したことがありませんでしたが、そこを無意識に生きていることが、どれだけ恵まれているのか。ということを感じました。
見えているものが全てではない。当たり前ですが目の当たりにすると衝撃でした。
そして、noteでも感じることがありました。
私は書いてあることしか知らない。ということです。
その人が書いて切り取ったことしかわからないということを、随分と蔑ろにして、自分の中で人柄や実際を構築していたように思います。
全ては書いていない。
それはわたしも同じです。
もちろん、書く必要がないと思っています。
ノックさんの最新のnoteがまさに私に突き刺さりました。
ああ、私は勝手に自分のノックさんを作り上げていたな。と実感しました。
ノックさんご自身とは全く異なるものです。
書いてあることしか知らない。ということを自覚しました。
その上で、やはりこのnoteを書いているノックさんを魅力的な人だと感じました。
自分の中の決めつけや跳躍力を少し調整したいと思いました。
その上で、真摯に向き合うということを大切にしていきたいと思っています。
知らないことを尊重したい。そう思っています。
お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。