あの人の食卓がうちに。
見ていて目がまわる人だ。
本当に。
あれもこれもできる。
あんなことやこんなことを容易く飄々とできてしまうように見える。
それゆえに羨ましがられたり、疎まれたり、理由もそこそこに難癖をつけられたりもする。
才能あるんだから、しょうがないよね。
飛び抜けてるから、それも受け入れるしかないのよ。
なんて囁かれるのがどことなく似合ってしまう人だ。
その実、私自身がそう思っていた時期もある。
その魅力をもってしたら、弊害は致しかたない。と思っていた。
だけど、時を経て今。そうじゃない人だと思う。
本人は、真っ暗闇をもがいているような時も
底の見えない沼で足を取られながらも、這いずり出ようとしたりもしている。
四六時中、自分を生きることにせめぎ合って
がむしゃらな人だ。
意外にも逞しく、割と緻密で、そして親切だ。
単純にとても礼儀正しく、清らかで、そして自分の闇を見据えている。
だから、この人に対して失礼な人がいると放っておけないし
何かあったら、ブンブン棒を振り回して守りたいと思う。
大して役に立たなくても、例えば秒で打ちのめされても。
私は立ち回りたいのだ。おだんごだけにね、いざとなれば串で刺しますよ。
彼女が、いつにも増してノっているのがわかった。
楽しんでいることも伝わってきたし、何よりなんだこのクオリティ。
真骨頂だと思う。
まず、この人の料理は、地に足がついている。
冷蔵庫の中身や、スーパーの特売とも仲良し。
レシピが庶民である。
手の届くものだけでも、美味しいものはできるよ。とそっと背中を押してくれる。
ちょっと巻きが弱かったね。
今までの私のチャーハン達、ごめん。
母ちゃんいろいろ間違えてたよ。
ちなみに、お皿はセリアの100円です。
ともさんとお揃いなんで、noteに載せる時は
ともさん見てる〜👋という気持ちでセレクト。
微熱さんは、本当に楽しんでビストロ微熱を開店しました。
あなたもぜひ、お試しを。
台所でワクワクします。あの人の食卓がうちに。
楽しい気持ちと美味しい気持ちって似てますよね。
作っても食べても、笑顔になりますよ。
お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。