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ちょいワルサンタクロース来訪


ある日、郵便受けにレターパック。


見慣れぬ美しい字。


宛名はおだんご。


差出人はまさかのあの人。


まあまあ、どうしたことかしら?


何が入っているのかな。


開封するとそこにはお手紙とラッピングされた絵本。


お手紙には、おだんごサンタに贈り物を。と書いてありました。


本屋さんで見かけて、おだんごさんに贈りたいと思って。とも書いてありました。


まあ。


大人になるって素晴らしい。


また、サンタクロースに出会えるなんて。


絵本は私のすきなヨシタケさんの作品でした。


あんなに、〇〇だったのに。


といういくつものシチュエーション。


それにはいくつもの心あたりがありました。


あんなに〇〇だったのに。いま、こんな。


うんうん、そうだね。そうだった。


吹き出してしまいそうなあんなこともこんなこともありました。


ただ、全部読んだら何故だか鼻の奥がじんわりしました。


目の貯水量が満タンで表面張力。


なんでかなあ。


もう一度読みました。ペラペラとページを捲り、やっぱり同じ症状を発症しました。


私にこれを贈りたいなんて。


全くちょいワルなんだから。もう。


私にあった、あんなにあんなに。


私にこれから訪れるかもしれない、こんなに、こんなに。


そのことを祈り、願い、肯定してくれる、年下のサンタクロースのことを思いました。


可愛い娘さんだと思っています。


優しい娘さんだと思っています。


私はなんなら、彼女のお母さんみたいな気持ちでいたのに。


してやられました。


コレは賄賂とも言えます。と書いてありました。


裏金が流行する世の中で、賄賂を賄賂と明らかにする、ちょいワルサンタクロース。


いつも、落ち着いていて和やかで。


ただ、その裏にある葛藤にも正直で。


だから、信頼を築くことができました。


私のちょいワルサンタクロースの正体は


如月桃子さん。こちらのnoteの読み応えと、軽やかさの両立はこれこそが桃ちゃん!だと思います。


全く小粋で、感性豊かで敵いません。


桃ちゃん、ありがとう。


#年下のサンタクロース
#note
#如月桃子さん

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