今日がいちばんかっこ悪い

最近、山登りも運動もできていなくて、久しぶりに地元の山に行きました。

標高も高くないし、低登山ですが歩き始めてすぐに息が上がり、いやいや、そうはいってもいけるっしょ！なんて軽薄な自分は、6合目あたりで、バカ！本当にバカなんだから！と罵るに値する浮かれポンチだと気づきました。

どんどん後から来る人に道を開けて、息を整えるのに必死。

降りてくる人の、お気をつけてに涙が出そうになるほど、足も心も情緒不安定。

ああ、かっこ悪い、情けない。

だいたいこんな太もも上げることが生活にないから、ヘタレ満載。足ってこんな重いっけ？足ってこんな短いっけ？
夏休みのなんでも電話相談室にかけたら、個人差ですって言われるレベル。

先に行ってて、と言ったら夫はぐんぐん登ってずっと前から見えないし、なんか吐き気もするし。

ヒイコラヒイコラ言って登頂しました。

それでも、めっちゃ遅いし、カッコ悪いけど。

一歩一歩進んだら、山のてっぺんに辿り着いて。

こんな低い山で当たり前だと笑われるだろうけど、ちゃんと登り切ることができたこと。

運動不足で何もかもサボりがちな私を突きつけられて、

本当にめちゃんこかっこ悪いけど。

今日がいちばんかっこ悪くて。

多分次の時はもう少しマシになる。

時間を空けずに、トライするとわかる。

私は多分次の方がもう少しだけ余裕があるんだ。

いちばんかっこ悪い日がある。

本当に底辺みたいな日。

でも、やってみようの日でもある。

実はチャレンジから逃げなかった日でもある。

ああ、かっこわる。まじでかっこ悪い。

そう嘆いてとことん情けない日は、

後からみたら、私に感謝される日だ。

あの日、始めたから。

あの日、かっこ悪かったから。

私はまた、ちょっとアドバンテージを持って
ほんのちょっと生きるのが楽になる。

今日がいちばんかっこ悪い。

もしあなたの今日がそうならば。

それは、未来のあなたからありがとうを言われる日になるよ。

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