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FKJは、夏の終わりにぴったり!フレンチ・エレクトロの進化系は、オーガニックサウンドに。


Salut! Ayakoさん

固形シャンプー素敵!手作りしたのを販売してほしいくらいだよ。
それに、材料さえ揃えてしまえば、作業は実験みたいで楽しそう。
わたしにでもできるはず。それに好みの香りに調整できるのもいいね。
オリジナルって愛着湧くし。しばらく使ってみて、髪の毛、どうなったのか報告して。


ところで、わたしのフランス語の先生が、突然、実家に帰ることになったの。
まだ学期の途中だし、やっとオンライン授業も慣れたころなのに。
「とても難しい決断だった」と言う彼女。最後は、東京の中でもゆっくりできて
"ジャポン”ぽいけど、なんちゃってな和カフェではないところはどこかなと思い、京都に本店を構える日本茶専門店「一保堂茶舗」の丸の内店に行ってきたよ。
12年間海外で過ごした彼女の本帰国の理由はコロナのせいかもしれないし、違うかもしれない。深くは聞けなかったけど、とてもすがすがしい顔をしていた。今度、彼女の出身地、モンペリエに遊びに行くぞ。

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そんな少しセンチメンタルな気持ちになった夏の終わり。
こんな時に聞きたいのが、FKJ。
FKJとは、フランスのマルチ・インストゥルメンタリスト/プロデューサー、フレンチ・キウイ・ジュース(FKJ)によるプロジェクトのこと。

このFKJ、7つの楽器を操れるというマルチプレイヤー。
それをしれっとクールな顔をしてパフォーマンスするのがまたかっこいい。
インタビューによると、楽器は独学。YouTubeやインターネットを通じて学んだそうで、耳の良さがずば抜けているわ。友人と共同でインディ・レーベル:Roche Musiqueを立ち上げたFKJ。伝統なフレンチエレクトロなサウンドも継承しつつ、ジャジーだったり、メロディアスだったり、胸の奥がしめつけられるような切なさも。どこか懐かしい気もするけど、新しい。全ての音楽ジャンルのおいしいところをつまんで、今の音に落とし込んでいて、とにかくとても気持ちがいいし、夢心地。ボーカルものは、アンニュイで、セクシー。


去年のサマーソニックでは、最終日、ビーチステージのトリを務めたFKJ。
8月も中旬になると、夜風がもう秋を感じさせて、いやでも夏の終わりを告げる。
そんな空気の中で、このFKJサウンドが響き、とても至福感に包まれた。あの夜は決して忘れない、わたしの中でのベストアクトだったな。
そして、このビデオは、日本人観光客からも大人気のウユニ塩湖でのライブ。まわりの環境にマッチというレベルではなく、美しすぎてため息。



そんな中、9月4日には、ボーナストラック追加のCD&12インチが発売。
このタイミングで最新EP『Ylang Ylang』のライブ・セッションが公開されたんだけど、この美しい自然に囲まれたスタジオもすばらしい!ここどこよ?!
とにかくパリを離れたというFKJ。この暮らし方は、今の時代に合っているし、ここならこれからも確実にどんどんオーガニックで、心地いいサウンドを届けてくれることでしょう。ライブハウスではなくて、どこかオープンな場所で、また彼のライブを見たいな。

日本には台風が近づいています。コロナの影響で「2020年は、なかったことになってるよね」とよく友だちと話すけど、季節は着実に進んでいて、そんな中でも無駄に過ごしてはいけないなと思うよ。では、また bon week-end !  




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