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インドネシア紅茶の輸入を始めたわけ


インドネシアの紅茶を知っていますか?

私は、10年前、毎日残業、休日出勤もありの良く働く会社員時代を過ごしていました。いつも寝不足の中、1か月1回紅茶教室に通い、美味しい紅茶とケーキを食べながらお話を聞く時間を楽しみ、残業開始の18時には紅茶を淹れてリラックスしてから次にのぞむ。という毎日でした。

紅茶教室では、インドやスリランカの紅茶について、○○茶園の紅茶はこんな味!とか、こんなヒストリーのある茶園です。など細かく学びましたが、
インドネシアの紅茶については、
『日本の缶紅茶にもなり名前はよく知られている。くせがなく飲みやすい』
この1行でした。えっって感じですよね。
なので、全然知識もなく、インドネシアの紅茶とは、以前に流行ったもっくんの(シブがき隊で1番男前の人ってわかります?)お茶ね。としか思っていませんでした。

それがご縁あって、2015年、なんとインドネシアの茶園に訪れることになり、(そのお話はまた後日ゆっくりと・・・)帰るときには、紅茶を注文し、この紅茶をもっと日本の人にも伝えたい!という思いを胸に日本へ帰ってきて、私の人生は変わりました。


初めて訪れたインドネシア、ジャワ島。ホントよく行く決心をしたたものです(笑)実は以前は、旅行が大好きで、旅行会社に勤めていました。ヨーロッパ好きの私は、お客様に案内するために、苦手なアジア・バリ島に旅立ったのがも23歳の時。【インドネシアに来ることはもうないな。】と思い、帰国しました。それが、なぜかなぜか、インドネシア人かかわるお仕事が続き、なんと茶園に訪れたいと思うようになったのです。そして、意を決して出かけた再インドネシア。旅の珍道中はたくさんありますが、それはまた別の機会にお話ししますね。

山道を乗り越えて到着した茶園の素晴らしい風景に瞬時に虜になりました。そして丁寧にすべて手摘みで大切に作られている工程を目にしてました。

茶園内の工場・オフィス・ゲストハウス

茶園の中に1歩入ると、何とも言えない空気の美味しさ、静けさが広がっていました。Tシャツ1枚で暑いといいながら日中を過ごしていたのに、寒暖の差が激しく夜はトレーナー着て、満点の星空を眺めました。
朝は朝もやも出ていて、そこはお茶が美味しくなる条件が整っていました。
ここで飲んだ出来立ての紅茶は、びっくりするほど芳醇な香りで何も入れていないのにハチミツのような甘みを感じるそれはそれは美味しい紅茶でした。忘れることができない1杯の紅茶です。

紅茶が美味しくなる霧、朝晩の寒暖差が激しいです


ティーピッカーさんのお仕事風景
ティーピッカーさんのお仕事風景

今まで見たことのあるのは、ダスト(小さく砕かれたグレードの紅茶)のインドネシアの紅茶だけ。こんな大きな茶葉(フルリーフです)の紅茶があるの?とイメージがガラッと変わりました。

なぜ、こんなにインドネシアのお茶を知らないのかしら?と調べると、日本のお茶の輸入量のうち、インドネシアからは、たった2%。!
しかも高品質のインドネシアの紅茶はマレーシアやドイツなどのヨーロッパに大半が輸出されており、日本には届いていない!との衝撃の事実。
そりゃ知識もなければ見たこともありませんよね。。。

ただ紅茶好きだった私が、ご縁に囲まれて貴重なインドネシアの紅茶を取り扱いできるようになりました。在インドネシア大使館も御用達です。❤

私のインドネシア珍道中も次回、ご紹介しますね。

 

私の人生を変えた紅茶はこれです。
飲んだらあなたの人生、何かが変わるかも?!

https://saiita.base.shop/items/12528443




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