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《無駄話》近年のエコテロリズムについて思うこと

こんにちは。
Ayaです。
今日は予定を変えて、近年頻発しているエコテロリズムについて取り上げようと思います。

エコテロリズム


昨日こんなニュースを見ました。

ドイツにある美術館で、環境活動団体のメンバーらがモネの『積みわら』にマッシュポテトをかけた上、手を接着剤でつけたというニュースです。
他にはゴッホの『ひまわり』、ボッティチェリの『プリマヴェーラ』、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』も被害に遭っているようです。
この一連の動きは『エコテロリズム』といわれています。『エコテロリズム』、聞き慣れないですが、環境活動団体の過激な抗議活動をいうようです。我々日本人にわかりやすいのは、シー・シェパードでしょうか。

彼らの主張としては、『気象問題で餓死しそうな子どもたちがいる!絵画なんかより大事なことなのに見ようとしない!』への抗議だそうですが、わたしには理解できません。
作品をこのように扱うということは画家本人だけでなく、美術館に所蔵されるまでのコレクターたちや
学芸員たち、絵画修復師たちへの冒涜だと思うからです。今のところ修復不可能なキズを負った作品はないようですが、エスカレートしたらどうなってしまうのでしょうか。

もうひとつのアカウントのほうで、連合赤軍事件についてとりあげています。彼らの活動ももとは世界をよくしようとする活動でした。しかし、過激化することで一般の民意は得られず、メンバーも激減、残ったメンバーがさらに過激化するという負のスパイラルでした。

今回のこの活動も、目的はわかります。しかし、耳目をあつめるための行動になっていて、わたしのように嫌悪感を抱くひとがほとんどだと思います。そうすればまともな活動をしている人たちにも迷惑がかかるということは考えないのでしょうか。そもそも飢餓に対する抗議なら、大切にすべき食べ物をこんな粗末に扱うなんて、本末転倒ではないでしょうか。

このニュースに怒りがわき、急遽取り上げました。
一刻も早くこんな活動、無くなってほしいです。日本画は油絵ではないのでさらに深刻なダメージを受けると思います。まだ被害を受けた日本画はないようですが、絶対にやめてほしいです。


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