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嫌われる勇気を持つには?覚悟を決めるスイッチ

こんにちは!
オンラインアシスタントのあやこです。

今回は「嫌われる勇気」を持つことについて、わたしの経験を交えながらお話していきます。
前回の記事とも少し関連していますので、良かったらこちらも読んでみてくださいね↓↓

「嫌われてもいい」と思えるのって難しい

誰だって嫌われたくない

よく「嫌われる勇気を持て」と言われますが、実際にできるかというと…なかなか難しいですよね。

「全員に好かれるのは無理」
「どんな人も、2割の人には嫌われる」

たしかにその通りです。

そう頭では理解していても、嫌われるのは誰だってイヤですし、できたら好かれたい、いい風に思われたい、というのが本音ではないでしょうか。

わたしももちろんその一人ですが、無理に好かれようとすると、大きな弊害があるんです。



前職での痛い思いと乗り越えたきっかけ

「嫌われたくない」で余計につらくなった新任時代

わたし自身の経験から言えば、初めて保健室の先生になった時にそのことを痛感しました。

わたしの初任校の保健室は複数配置で、一回り年上のちょっと気難しい先輩と組むことになりました。

前評判をいろいろ聞かされたこともあり、

「なんとか仲良くやっていかなきゃ」

ばかりに気を取られ、

「嫌われないように」
「怒られないように」

と、いつも彼女の機嫌を気にして行動していました。

その結果生まれたのは見事な空回り。
ただでさえ、慣れなくて仕事がうまく進められないのに、ますます迷走して、本来やるべきことを見失ってしまっていました。

ほかの先生との会話でも、「先輩にどう思われるか」ばかりを気にしてうまく意見を言うことができず、かといって、上手に立ち回ることもできず、周りからの信頼を得られませんでした。


後輩ができたことで生まれた覚悟

先輩が転勤になり、当時20歳の子と一緒に働くことになりました。
社会人経験もほぼなく、この仕事ももちろん初めてです。

だからこそ、少しでも「保健室の先生っていいな、続けたいな」って思ってほしい。
のびのび動きながら基礎力をつけて、たくさんかわいがられてほしい。
その分、嫌われる役は全部わたしがやろう。

そんな半分強がりのような覚悟を決めてからは、仕事に集中しやすくなりました。
後輩には都度必要なことを教えながら、わからないことはいつでも聞いてもらえるようにしつつも、無理に仲良くなろうとはしませんでした。


ほかの先生方にも、今まで気を遣っていましたが、保健室としてのスタンスはこうです、というのをハッキリ伝えるようにしていきました。
明らかにイヤそうな顔をされることもありましたが、

「これはわたしの仕事」

と心で唱え、笑顔でスルーするようにしました。

すると不思議なもので、周りの先生からの評価が上がっていき、頼られることが増えたのです。
後輩とも、それこそはじめは仲良くなれなくてもいいやと距離をとっていましたが、彼女はむしろとても慕ってくれました。

好かれたいという気持ちを捨て、仕事に専念することで、かえって信頼されるようになりました。

覚悟を持てるスイッチは何か?

わたしの場合、守りたい存在があること

どうすれば嫌われる勇気を持つことができるのでしょうか?

「別に嫌われてもいいや」

と思いさえすればできる人と、なかなかできない人がいるかと思います。
わたしは間違いなく後者です。

そんなわたしが嫌われる勇気を持てるようになったきっかけは、「守りたい存在があること」でした。

わたしにとって、自分のためだけに「嫌われてもいい」と思うのは難しく、だからこそ、先輩とわたし2人の関係の中では、嫌われる勇気を持てませんでした。
自分のことばかりになってしまうと、うまくいかなかったのです。

でも、後輩を守るためであれば、その覚悟を持つことができました。
この経験から、仕事だけでなく、何か行動するときには、

「わたしは何を一番守りたいのか?」

を必ず最初に意識するようにしています。

「大事な誰かのために」から覚悟を決めるのもアリ

もし、あなたがわたしと似たタイプで、

「嫌われたくない」
「もっと好かれたい」

と感じて空回りしているならば、それは自分のためだけでは覚悟が決められないからかもしれません。

それなら、「誰かを守るため」から覚悟を決めるのもアリじゃないかな、とわたしは思います。

自分だけのためではなく、大事な誰かのために、と思うことで、自分が嫌われることにひるまず行動でき、それが結果的に自分に返ってきます。

嫌われる勇気を持てるようになると、自分自身の行動や決断がより明確になり、実は信頼を得る近道であるのは確かです。

その分決して簡単なことではないけれど、自分なりの覚悟を決めるスイッチを見つけられると最初の一歩が踏み出しやすくなると感じています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの「覚悟を決めるスイッチ」、よければ教えてくださいね。

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