保護者説明会に参加した母親が涙した話し
うちには、発達障害で学校に行きにくい中学生と小学生がいる。
うちの地域は田舎で子どもの数が少ない為、現在、小中一貫教育を実施していく意向らしい。
その保護者説明会が、先日あった。
新しい校舎を建設するにあたり、中学生の息子が、ちょうどその建設工事の場所と時期に在校生として中学校に在籍することになる為、どうなるのか心配で、私は説明会に参加した。
結果、説明会の途中、一番前の席に座っていたにも関わらず、涙があふれでてきてしまうような内容だった。
今、息子はものすごく頑張っている。
小学生の時は、送り迎えをして、教室とは別室で、4時間目と給食だけ、なんとか行っていた。
ところが、中学生になり、中学校は小学校より遠くなるにも関わらず、1人で学校に行けるようになり、別室登校ではあるものの、最初は4時間目と給食だけだったのが、先月下旬辺りから、3時目から行くようになり、いつの間にか5時間目も勉強してから帰って来るようになり、なんと先週は2時間目から学校に行った。
来週は、頑張って1時間目から行ってみようかな…とも本人は言っている。
私から見ても、息子はものすごく頑張っているように思う。
だがしかし、その改修工事に伴い、中学生は別の場所に移動しなければならなくなったとのこと。
うちの息子が、ちょうど中3の年に、その別の場所に通うことになる。
しかもその場所が、うちから、今ある中学校までの距離の3倍以上、時間にすると、アップダウンが激しい土地ということもあり、今の通学時間よりも恐らく4~5倍の時間かかかる。
しかも、質疑応答の時、私は質問しなかったけれど、改修工事の間に通う場所には、現状、別室登校している生徒の場所は有るのか?
まぁそもそも、そんなに遠かったら、本人は行く気もないだろう…ただでさえ、まともに通えていないのに。
しかも、改修工事が終わり、新しい校舎が出来上がった時には卒業している為、新しい校舎を使うことはない。
何だか、あんまりではないか…と、悔しいを通り越し、悲しくなって涙が出て来てしまった。
役所や教育委員の方達は、それが仕事だし、この町を良くしていく為に未来を見据えているのかもしれない。
現に、市長の挨拶も、教育長の挨拶も、子ども達が安心して楽しめる学校を…子ども達の学ぶ環境を第一に考え…と、改修工事が終わった後ばかり話していたように思う。
でも、そこで義務教育弱者という言い方が正しいのか、義務教育マイノリティという言い方が正しいのか分からないけれど、不登校だったり、学校の行き渋りがあるような生徒のことまでは、きっと考える余裕もないのだろうな…と感じた。
学校に行けていないのが悪いのかもしれないけれど。
でもね、私は気持ち切り替えましたよ。
いつまでもクヨクヨしてられませんよ。
息子が中3の1年間、もし息子が学校に行けないようなら、学校はキッパリ諦めて、息子と一緒に、色々なところを旅したり、体験したり…どうせ受験はせず、高校はオンライン学校と決めているので、今まで引きこもってゲームやYouTubeばかりしてきた分、外に出て、やりたいことを片っ端からしていく…そんな1年にしても良いかな~と思った。
明らかに、地域の都合で、息子が学校に通えないのであれば、仕方ないことではないか。
うちの地域には、適応教室的なところもない。
どうせ下の娘も、まともに学校通えてないし、毎日「学校行きたくない。」って言ってるし、それで私は病んでるし。
だったら家族みんなで、この1年間は思いきって学校では体験できないような体験をした方が良いのではないか?
そう思うことにした。
もちろん、学校に通えるのであれば、それに越したことはないけれど…。
でも、2年後くらいになれば今より海外も行きやすくなってるかな~とか、日本縦断旅とかも面白そうだな~とか…夢はどんどん膨らむばかり。。。
最後まで、私の妄想にお付き合いいただき、ありがとうございました🙇
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