Prologue
お待たせしました!
待っていてくださった皆さま、本当にありがとう!
というわけで、やっとこさ『探偵シナイ~undetective』の再掲が叶いました~!
以前から応援してくださっている方はご存じかもしれませんが、レーベル作品一斉打ち切りの死刑宣告と、その後の版権闘争で、今まで世の中に出すことが出来なかった本作品。
今回、エージェント会社のコルクさんのお力をお借りして、新たに写植を入れ直し、私の作品として再びご覧いただけるようになりました!ワーオ!長かった!!
数年前の作品なので、今見返すと顔から火が出そうではありますが、とっても大切な作品なので、またこうして皆さんにご覧いただける形に出来て、心から嬉しいです。
これから月に2回のペースで、過去分を公開していく予定です。
折角なので、漫画の中で語り切れなかった英国ネタや60S情報などは、こうしてセルフ解説として毎回お付けしていこうと思います。
で、今どうなってんの
この作品はレーベルでの打ち切り後、竹内が自身で続編を制作し、オンラインで公開していました。
現在本編16話+読みきり2作の原稿があるのですが、物語が中途半端になってしまっている状態です。
続きを描き続けたい気持ちと、現実の生活を考えて、悩みに悩んで悩みまくった末に私が考えた結論は新規でリメイク版を製作するというものでした。
大切な作品ではあるのですが、今の状態ではどこかのメディアで連載をすることができません。
ですが、キャラクター達を中途半端なままにはしておきたくない。
そういった気持ちから、数年前には力不足で描き切れなかった物語を含む、リメイク版の制作を行っている真っ最中です。
折角やるからには、前よりも進化したい!ということで、今回はしっかりガッツリ編集さんにも入っていただいています。
そして、その上なんとフルカラーです!!
やっぱりスウィンギン☆な60年代を描くからにはカラーで見たいよね~というわけで、前作よりもいっそう楽しんでいただけるよう、モリモリ制作を進めております。
前回読んでくださっていた皆様も、新しく作品を知ってくださった皆様も、ぜひ応援していただけると嬉しいです。
今後の予定
とはいえこのリメイク版、連載が確定しているわけではありません。
今回は作品を作ってから、どうやって世の中に広めていくのがいいかを考えるやり方を取ることを、エージェントさんと相談して決めました。
このやり方、何から何までめちゃくちゃ作者の自由度が高いのですが、一方でメディアや出版社からの原稿料が頂けないので、作品が出来上がり、マネタイズできるまでは、本作に関する収入はゼロになります。ヒュー!めちゃくちゃパンクだぜ!!
そんなわけで本作を描くために、どうやってお金の流れを作ればいいのかということも、同時に模索している最中です。
現在私は書籍関連の長期の仕事(また後日詳しく告知しますね!)と広告の仕事をメインにしていますが、そちらに注力すると、なかなかリメイク版制作のための時間が作れない…というのが正直なところです。
それでも、また60年代のイギリスが、このキャラクターたちが描きたい!という気持ちから、お休みの日なんかを利用して、ネーム(漫画の構成を見るための、下書きの下書き)を描き進めています。
で、その進捗状況と今後の公開までの道のりです。
ここから先は
Takeuchi BOX
漫画家・竹内絢香の好き!を詰め込んだ、「Takeuchi BOX」です。英国ネタから日々の考えまで、竹内がこれ超いいじゃん!と感じたものご…
サポートでいただいたお金を使って、熱い取材に行き、時にはおいしいものを食べ、今まで以上に楽しい漫画やイラストをお届けします!いつも応援ありがとうございます!!