原田病 〜その15:入院生活11日目。気分の浮き沈み〜

 現在絶賛入院闘病中(13日目)の私の、原田病発見から入院生活について。入院中は目の見えが良くないので、ゆっくりゆっくり更新してます。

5月10日(月)
 入院生活も11日目。元々2〜3週間の予定だったけど、5日目以降にこんな生活が強いられるとは思ってもみなかったので、よく耐えているなぁ。としみじみする朝。

 この日は同室の、よくお話してくれてた方がついに退院。(退院後も自宅隔離は続くけど、ひとまず病院からは脱出!)

 朝から部屋の中で退院についてのお話が繰り広げられて、『退院したらこれ食べたいんだ〜』みたいに話してて、心底羨ましかった。
 幸い、プレドニン副作用の食欲亢進はまだ無くて、私は全く食べたいものとかないんやけど。

 一番おしゃべりだったおばちゃんが退院となると、かなりお部屋が静かになって、なんだか寂しかった(´・ω・`)

 あいも変わらず部屋から出られず、シャワーも浴びられず、洗濯もできない日々に嫌気がさして、ついに看護師さんに『洗濯だけでもさせて貰えませんか…?』って涙ながらに訴えてしまった。
 ネットで色々調べて、脱いだ洗濯物は密封して数日間置いてあるから、コロナ菌もないはずです…!と。

 (病院としては下着も新しいの買えばよい精神だったみたいだけど、2週間分の下着とか用意できないし、用意できても今後使わんくない…?)

 それと、コロナ患者発生してからは部屋のゴミも処分できないことになってて、この日まで防臭ボックスに溜め込まれていたのだけど、ようやくゴミは回収可になったようで、看護師さんが対応してくれてた。
 …のだけど、それが臭う。ちょっと蓋を開けただけで異様な臭いがした。なんで私たちこんなゴミと同じ部屋に…って思うとまた泣けてきた。部屋から出たい。


 ちょうどこの日は眼科の診察(部屋に置いてる簡易器具での診察)の日だったこともあり、主治医の先生に看護師さんが掛け合ってくれて、
 この状況下で入院しているより、服薬と点眼薬を続けながら、隔離解除されるまでは自宅待機のほうが良いかも、ということになった。急展開。

 そして明日からプレドニンも減るらしく、それで次の診察可能日までは、自宅で様子をみるような感じになった。(眼科の偉い先生に確認しなきゃ決められないとは言ってたけど)

 急展開すぎてついていけない上に、確定ではないので、ぬか喜びせまいと気分を落ち着ける。
 ほんまに掛け合ってくれた看護師さんに大感謝や……涙流してごめんね(´・ω・`)

 夕方に眼科の診察。まだ眼底写真を撮ったりの診察ができないから、詳しい病状はわからないけど、私の目の見え方からすると良くはなっている様子。
 耳の奥が痛かったりもするのだけど、そこも隔離明けに耳鼻科診察ができるようにならないと分からないとかなんとか。

 この日のために、先生に質問リストをびっしり作っていたので、質問攻めにしてみた。(先生ごめんね)

 今後の服薬スケジュールとか、免疫が下がってるときの注意点、食べ合わせでのNGはあるのか?とか。運動はいつまでNGなのか?とかとか。

 一個一個丁寧に答えてくれてほんまに感謝。だけどこの病気は解明されてないことも本当に多いから、断言できない回答も多かった。
 なんなんだ原田病(  ˙༥˙  )!!!

 とりあえず、診察が出来るようになるまではプレドニンと点眼薬で様子を見よう。悪化したらまた入院ね。とのこと。
 (悪化、したくねえええええええ!)

 ほんとに家で大人しく安静にしておこうと心に決めた。いや、まず退院できるのか謎だけど。

 この日は同室のおばあちゃんと2人きりになってしまったので、たくさんお話しした。地元に住んでるおばあちゃんに会いたくなった。

 世間ではゴールデンウィークが明けたからか、この日は色んな人から連絡をもらった。学生時代の友達とか、仕事仲間とか、社会人友達とか。
 みんな気にかけてくれてほんとにありがたい(´・ω・`)

 そして、プレドニンの副作用なのか、1番の話し相手だった同室のおばちゃんが退院しちゃったからか、はたまた隔離の我慢が限界に達したからか、夜かなり気持ちが沈んで、しくしく泣いた。
 こんなときは兄弟と連絡をとるに限る!と、弟たちとバカな話で盛り上がった。ぬぁぁ、実家に帰りたい。

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