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毎日、生まれてきてくれてありがとう。って言います。

生まれてきてくれてありがとう。まめさん
今月で半年、元気に育ってとても嬉しい。

あの時はどんな気持ちだったのか。を見直せるように書き留めておこうと思います。

初めての妊娠、出産、全てが未知の世界で、正直めっちゃ自分の事で精一杯で、怖かった。

身体面では、つわりの吐き気、だるさ、自分の体とは思えない膨らんでいくお腹、夜は寝れず、インフルエンザにもかかった。
妊娠中は飲める薬が制限される為、時間が経つのを待ってた。今まで病気もなく、運動も好きだったので、そのギャップがつらかった。

仕事面でも、やっと自分のやりたかったデザイナーへの職種転換できるチャンスと頑張ってきたプロジェクトもつわりが辛くて、一時お休みした。
『あ、当分できなくなるのか』と、今後の自分のキャリアに不安を感じていた。

『お腹の中の赤ちゃんは、母のことをわかっている』

お医者さんから言われた。
その言葉とまめの胎動は、私を前向きな気持ちにさせてくれた。
自分の体よりも仕事よりも、一番近くにある命が大事なものだと徐々に感じた。

体は元には戻らないかもしれないけれど、産んでから、まめと一緒に運動すればいい。
仕事は復帰してから考えればいい。
無事に産むこと以外に真剣に考えることはない。

そんな気持ちで妊娠中のメンタルはどうにか保った。


出産は、助産師さん、先生にはもう大感謝。
これぞプロフェッショナルを感じた。

もちろん、痛みを逃す呼吸法は本当に大事やけど、
助産師さんの言ったことをそのまま聞き入れてやるがベストでした。

陣痛は笑えないぐらい痛かった。
私は呼吸はしながら痛みに耐える派でした。

出産を終えて、旦那も帰宅した一時間後、トイレに行ってみようと助産師さんに言われて立ち上がって、貧血で失神した。
初めて失神を経験した。意識がふわっとなるんやね。

そこから、初めての授乳時、まめの吸啜反射が今でも忘れられない。
人間って凄いなあ、凄いという言葉で表せないぐらい驚いたし、感動した。

産院のご飯は本当に美味しくて、めっちゃ痛みがあってもこんなに幸福で前向きな気持ちになれるんやと感じた。

その後も、凄いやり手のおばちゃん営業マンからのミルクの調合のマンツーマンレッスンがあったり、エステを受けさせてもらったり。

あの産院で過ごした7日間は自分の人生を変える一生忘れない、不思議の国に行った気分でした。

今こんなに可愛いまめと過ごせて幸せだと心から思います。
私を母にしてくれてありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。





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