見出し画像

22卒就活体験記「私が私を見つけるまで」

初めまして!国立大学文系4年生のアヤカと申します!趣味は映画鑑賞で、テニスサークルで週2でテニスを楽しんでいた、いわゆる普通の大学生です。

私が就活を終えたのは4年生の5月でした。最終的に2社(日系コンサル・IT)から内定を頂き、日系のコンサルティング会社で働くことを決断しました。就活を振り返ってみると、人生の中で一番自分と向き合い、自分を見つめ直す1年だったと感じます。

考えることから逃げず、でも抱え込みすぎず、就活を自分探しの時間として楽しむことが私の就活においてのモットーでした。

そんな私が納得内定に至るまでの就活でやってよかったこと、早くからやっておくべきこと、そして私が就活を通して感じたことについてまとめました。

早くからやっておくべきこと

○自己分析

ありきたりかもしれませんが、これは就活において最も重要!そして最も簡単であり最も難しいことだと思います。用意するものも要らない、調べる必要もない、自分について考えるだけ。しかし答えがいつまでも見つからない。終わりがない。自己分析はそういうものだと思います。だから早くからやっておくべきことナンバーワンなのです。

就活は働き方、もっと言えば生き方を決めることに繋がります。自己分析の目的は色々ありますが、私は「自分がどう生きていきたいか」を見つけるために時間を費やしました。これを見つけておくと企業選びの軸も定まりやすいと思います。

でも大学生で理想の生き方や働き方なんてパッと答えられる人の方が少ないし、自己分析はどこから手をつければいいのかわからないという人も多いと思います。

私の自己分析方法のオススメは、「自分史」を作ることです。自分がどんな人生を歩んできたのか、どんな想いや目標を持ち、どんな決断をしてきたのか。これを振り返るだけでも自分が目指すものや環境が少し見えてくると思います。

○資格取得やPCスキル習得

資格などが選考にどの程度影響するのかは企業によって違うでしょうが、これがないとESの資格欄が少し寂しいな…と自分のESを見て物足りなさを感じていました。就活が本格化する前にTOEICなどのテストは済ませておくべきだったなあ…

PCスキルについては、グループワーク中にタイピング能力がもう少し優れていれば…と思う場面が何度かありました。ショートカットキーを覚えたりするだけでも作業効率が上がりますし、時間のあるうちに習得しておくと良いと思います。

やってよかったこと

○自分だけで頑張らないこと

就活を開始したのは3年生の5月でした。と言ってもインターンの情報が解禁される6月までに慌てて就活サイトに登録して、就活について1から調べることを始めました。しかしコロナの影響で学校にも行けず友人と就活について話すことも難しい状況でした。

自己分析ってそもそもどうやるの?ESの書き方って?疑問だらけで結局何からやればいいのかわからない状況でした。自分だけで就職活動を進めていくことに不安を感じていた6月中旬ごろにinteeの広告を見て登録を決めました。(https://intee.jp/)

inteeを利用したことで、セミナーやイベントに参加して就活とはどんなものかを早めに理解することができたと思います。

月1回のメンターさんとの面談は、就活を進める上での悩みやモヤモヤを解消するきっかけとなってくれました。自分の思いを言語化し他者に伝えることで、考えを整理することに繋がりました。自分の考えを言語化することは面接においても重要なので、その練習にもなったと感じています。

また友人や先輩とも積極的に就活の話をしていました。進路の話となると敬遠しがちな話題ではありますが、刺激しあえたり、有益な情報が得られたりします。

就活は情報戦です。一人きりで悩み考え込むのではなく、他者やサービスに頼ることをしてよかったと思っています。

○できなかったことではなく、できたことに焦点を当てる

就活をしていると必ずと言っていいほど落ち込んだり将来を考えることがイヤになったりします。「書類落ちか…」「面接、あの質問うまく答えられなかったなあ…」とか。

実際私自身、夏インターンで数十社に応募したのに合格したのは数社だったときには落ち込んで、もう自分が何をしたいか、どんな働き方をしたいか考えることすら面倒になってしまい、自分を見失うときがありました。

しかしそこで落ち込んでいると自分に自信を持てなくなってしまってよりネガティヴな方向に進んでしまいます。だからできなかったことよりもできたことに焦点を当てるようにしました。

例えば、「グルディス、全然意見出せなかった…」ではなく、「意見の主張はできなかったけど、前回より発言量増やせた!」とか。「書類落ちか…」ではなく「忙しい中で書類出せただけでも成果!」とか。個人的にはポジティブすぎるくらいでいいと思います。

自分が生んだ結果を前向きに捉えることで自信を持つことができるのはもちろん、自分ができること(強み)、できないこと(弱み)が何なのかを冷静に分析できるようになりました。この考え方は就活において大切な自己分析にも役立ったと思います。

就活を通して感じたこと

○就活は生き方を選択するステージ

就活を始めるまでは、就活に対して「面接三昧の毎日、大変そうだな…」くらいのイメージしかありませんでした。でも体験してみると、面接よりも企業選びや自分の目指すものや環境を探す時間の方が辛かったように思います。それは、この就活で自分がする選択が今後の人生を大きく左右する選択になるからです。

だから闇雲に自分のやりたいことや興味・関心が何かを確かめるだけではうまくいかない部分もあると思います。しっかりと時間をかけて自分の考えや理想と向き合うことが必要です。

○常に動き続けることも大切

先述したようにしっかり自己分析を行うことは重要ですが、目標や理想について考えている間、行動をしないことは時間の無駄になってしまいます。なんでもいいから動くことも大事です。

私でいうと、自己分析がほとんど出来ていなかった夏にインターンで応募した企業や業界は「有名だから」「みんな受けてるから」というミーハーな気持ちで受けました。でもそのインターンに参加したおかげで、その業界と自分のやりたいことのズレ、グループワークを通して自分の強みを見つけることができました。

セミナーや説明会に応募するだけでもいいので動き続けることを意識すると良いと思います。

おわりに

以上が私の就活体験記です。辛いこともありましたが、納得のいく就活ができて本当によかったと思います!長文になりましたが、少しでも読んでくださった方の就活のヒントや参考になれば嬉しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?