土屋蒼葉のビジュアル出てチケットたくさん買い足した話

ドラマダは昔私がバリバリの腐女子だった頃に大好きだった作品だ。
きっかけはドラマダの公式HPでオールメイトの蓮が可愛くてサンプルボイス聴いた時にあまりにもイケボでそのギャップに惹かれた買った。
プレイしてみるととんでもなく面白くてどハマり。あの頃は凄く楽しかったなあなんて思いながらドマステ再演の発表をTwitterで見ていた。

私は初演を観に行っていない。観に行きたかったが確か他の作品の舞台とかぶっていて、観にいけなかった。という言い訳。
初演始まって口コミでどんどん話題になっていて、動画が回ってきてうわあああすごおおおって興奮したのを覚えてる。
配信もあったが、配信を観たら行けなかった自分が悔しくなりそうで観れなかった。
そして今回の再演発表。日程を見ると元々東京で他の舞台を観る予定だったので日程合わせて観に行ける!となり、私が1番好きな蓮ルート1公演応募し、無事当選した。
からの蒼葉役の方の降板。その俳優さんは他作品で知ってはいたので、そっかー、あの人の蒼葉観れないの残念だな〜としょんぼりしていたのも束の間、私は数日後衝撃を受けた。
土屋くんの蒼葉のビジュアルが公開されたのである。
もうなんというか、ビビビッと雷が落ちたような感覚。
とりあえずその画像必死に拡大して見る。
かわいい!!!!!
え、どうしよう、可愛い、無理かも
チケット増やそ!!!!

初演の方の蒼葉ももちろん可愛いのだけど、私的に土屋くんの蒼葉が大変心にささり、追加購入を決めた。
全通したい勢いだったけど、先程述べたように元々他作品を観行く予定だったため絶対外せない所を抑えると結果10枚となった。土屋蒼葉のビジュアルで1枚→10枚へといつの間にか増えていたのである。
もう本当に本当にあの蒼葉を生で観るのが楽しみで仕方がなかった。
そして観劇当日、私の初日はミンクルートから。



宇宙猫



いやほんと凄いな?蒼葉ずっと喋ってるな?めちゃくちゃ踊ってるな??楽しいな???

何度もプレイしたドラマダだけどやはり結構忘れていて、光麻薬のとこが凄くえっちだったことだけは覚えていたがえっちでしたね。
舞台でここまでやるんだー!と驚いた。最後客降り+撮影可タイムがあることは知っていたが、思った以上に楽しかった。

ただ観て思ったのが、まだみんなセリフを【言ってる】感が凄くあった。
蒼葉も蒼葉の形をした土屋くんだった。
少ない稽古期間でこれだけのことが出来るだけで凄い。ただ土屋くんが必死そうに見えた。必死に蒼葉を演じてくれていた。
だけどこんな短期間でここまで仕上げてくれてありがとう。そんな事を思いながらその日はマチソワして次の日はマチソワ違う舞台見て、その次の日は休演日、そして次の日は仕事の関係でソワレの後半から観劇。なので次にちゃんと観たのは最初に観た日から4日後。
そう、ウイトリルートである。

まず前半の共通ルート(ミズキルート?)で私は驚いた。
土屋くんの演技が凄く蒼葉になっていたのだ。
それをよく感じたのがミンクの手下達が蒼葉を回してるところ(蒼葉自身も回ってたね)。
あそこの演技で「あ、蒼葉がいる」と初めて思った瞬間だった。
なんで、どうして、の困惑したセリフがしっかりと蒼葉になっていて、この時から私の中で土屋くん=蒼葉の方程式が完成されたように思えた。
私が初めてみたミンクルート初日からかなり進化していて、こんなにも舞台上で成長してる姿見せられたら通うしかなくない?!となっていた。


正直後半は内容が濃すぎて演技とかそんな事言ってられないくらいまたしても宇宙猫になっていた。
Twitter上ではウイトリルートはやばいというツイートが溢れており非常に楽しみにしていたのだが、まさかここまでやっていただけるとは…とただただドマステ関係者各位にありがとうと土下座したい。
しかし感謝が込み上げると同時に土屋くんは代役でこんな…こんな…体当たりな役をやらせてしまって…本当に申し訳ない…!!!!とこの会場にいた誰しも思ったはずだろう。
それくらいウイトリルートは舞台上で出来る限り忠実に再現されていた。
余談だが面白かったのが幕間の休憩中、化粧室では「はあ…ウイトリルートだ…怖い…」という声が続出していた。
ウイトリルート千秋楽でも聞こえたし、招待した友人も「怖い…」と呟いていた。
ドマステ関係者さん、ウイトリルートの幕間の化粧室は恐怖している女子でいっぱいだった模様です。

そんな楽しいドマステもミンクルートの千秋楽が終わり、これから怒涛の千秋楽と思うとどんどん寂しくなってきた私はいつのまにか大楽のチケットを探していた。
そもそも7日の夕方に帰る新幹線の切符を購入していたのだが、ダメ元で大楽のチケットが手に入ればもう一泊しようと考え始めていた。もう沼である。
6日、ドマステ期間に知り合った方から「大楽のチケット?あるよ?」と言われ手渡されたのが入りたい席番のチケットで取り乱しながら礼を言い、急いで新幹線変更しホテルも追加した。大感謝。

そして7日、大楽の日。もう大楽はなんのトラブルもなく終わって欲しいと心の中でずっと願いながらの観劇だった。
無事本編が終わりカテコで1人ずつの挨拶。土屋くんの言葉がずっと印象に残っている。
「稽古初日から千秋楽までドラマダ、ドマステの作品に触れることに関して嫌だなと思った事は一度もない」
この言葉を聞いた時、なんて優しい人なんだろうって涙が溢れて止まらなかった。
ドラマダファンの多くは土屋くんに対してきっと感謝の気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいだったと思う。
その気持ちを知っていてきっと発せられた言葉なんだと思った。本当に優しい人だ。私はこの言葉に本当に救われた。

アフタートークでも思ったが土屋くんの選ぶ言葉がとても好きだ。
心に響く。蒼葉と同じだ。やっぱり土屋くんが蒼葉を演じてくれて本当によかった。心からそう思った。
最初は蒼葉の姿に惚れていたが、いつの間にか土屋直武という人をもっと知りたいと思うようになっていた。
そんな素敵な彼を自分なりに応援したいと思った。
そう思ったのはきっと私だけでなく他のドラマダファンもそう感じただろう。
こんなにも原作ファンに愛された彼はこれからも素敵な演技をしていくに違いない。

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