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【BJ第2インスペ中】私の使命とは


おはようございます。助産師の中村綺花です。





昨日からBJ日本大会2ndインスペが始まった。



朝の一発目。井土さんのご講義。
彼女は、現在はBeauty Japan日本大会のGeneral Manegerだ。
昨年、東海大会でグランプリを取り、
日本大会に出場された方でもある。



出場されたからこそ、
当事者目線のお話であった。



後回しになっていたBJの目的


BJが掲げる目的とは
キャリアを活かして社会貢献できる
女性の発掘・支援を目的とした大会



最近では
「Beauty Japanの日本大会でプレゼンまで行きたい。」
という想いが強かった。
もちろん、グランドファイナリストなら誰もが思うことだろう。
しかし、そこに気を取られていた。



なぜ、プレゼンをしたいのか?
プレゼンをして社会をどうしたいのか?
今後のキャリアにどう活かすのか?
ここが大きな目的で、この講座で
見失ったらいけないこと
を改めて考えるきっかけとなった。



株式会社morichの代表、森本千賀子(もりち)さんから学んだこと



昨日のインスペは朝から19時までみっちりと講義が詰まっていた。
映像や金融、アナウンサー、など
様々な分野の専門家の講義を受講させていただいた。



その一つに、
「輝く女性のハッピーキャリア術」というテーマで
もりちさんが魂のこもった熱いお話をされた。

もりちさんの闘魂注入の講座


もりちさんは、
これまで3万名超の転職希望者と出会い、1,000名を超える経営者とつながりを作られてきた方。(株式会社 morichより




25年リクルートに勤務されており
会社にいながら起業され、現在は独立されている。
女性×営業×管理職×起業家×著者×二児の母
と人生において仕事もプライベートも
華々しいキャリアを積まれている方である。


「これからのキャリアを考えるきっかけに」





冒頭で、もりちさんが言われたこと。
朝一の井土さんのご講義からのつながりで
私の心には雷が落ち
BJが再スタートになることを実感した瞬間だった。


私の転職歴


私は20代だが3つ目の病院に勤務し、
ベビーシッターをしたり保育園で働いたりした。
転職は医療従事者の中では多い方と思う。



なぜ転職したのか?
これは後ろ向きな理由が多く、
自信がないことが大きな要因だった。



1つ目の病院は、
2年経っても分娩する病棟に配属されず、
「助産師なのに、お産を取れない自分」
にコンプレックスがあったから。
助産師ではなく他にお金が稼げる方法がないかも模索した。
たくさんの成功者と呼ばれる人に会いにいったりもした。



2つ目の病院は、産科と様々な科の混合病棟。
お産は取れるようになった。
しかし、女性だけでなく男性患者もおり、
どんな病気の方も入院されるような病棟。
外科・内科様々な疾患。
産科に携わりたく、女性と子どものことが好きな私にとっては
正直「合わない」と感じた。
はじめて就職して苦手を感じた。
そして助産師としての経験もなかなか多くならないため自信を持てず、
休みの日には全てベビーシッターの副業をし、
どこかで自信を保つようにしていた。



その後、
「助産師なのに、出産や子育てをしたことのない自分」にもコンプレックスがあり、
保育園で子どもについて知るために、学びながら働いた。


この間に産科に関わる資格を取り、外壁を固め自信を保とうとした。




取った資格
: 国際認定資格IPHI乳幼児睡眠コンサルタント
親学アドバイザー
離乳食アドバイザー
妊産婦食アドバイザー
AEAJアロマインストラクター

デリケートゾーンケアの講師は30万で勉強した後に講座の開催が相場の10倍ですることが発覚し、認定されるのを辞退した💦)



資格を活かして起業できないかとも考えたが、
夢半ばで終わった。
夢は胸の中にしまった。
ここから挑戦することに恐れるようになった。



そして保育園の職場の上司からのご縁があって今の産科クリニックというわけだ。


地元に戻り、私が生まれる際に取り上げてくれた医師のもとで従事している。


ようやく、自分に自信を持ち、
誇りややりがいを持って働くことができている。

はじめての甥をとりあげた時

このBJ山口広島大会を通して挑戦を恐れる壁を取っ払うことができた。
もう一度自分の夢について考えるきっかけとなった。



これからのキャリアについて


「私の使命」
まだここでは断言できない。
しかし、転職を繰り返す中で
女性や子どもに関することで使命があることは確信している。


様々な資格を取った中で、今BJで一番伝えたいことは
「赤ちゃんのねんねについて妊娠中から学ぶ環境を作ること。」


ベビーシッターや保育園で働いた際に、
赤ちゃんの夜泣きや寝かしつけで苦しむ親御さんをたくさん見てきた。


しかし、現在日本では乳幼児の睡眠については学ぶ機会がほとんどなく、
助産師や医師も専門知識はない。


目の前の人を助けられず悔しい思いを何度もした。


一方でアメリカでは妊娠中から当たり前に
赤ちゃんの睡眠について学び、子育て期に備えている。


子育てが始まってからだと、自分のことだけでなく
目の前の赤ちゃんの育児をすることですぐに時間が経ってしまう。
自分の時間がない人がほとんど。一般的に学ぶ余裕がない人も多い。


だからこそ、悩んでから学ぶのではなく、
少しでも余裕のある妊娠期から当たり前に学ぶようになる環境を整えたい。


人形を使って赤ちゃんの沐浴の練習をするように、
赤ちゃんがどんなものなのか、
産まれたらどんな生活になるのか、
どうするとぐっすり眠る赤ちゃんになるのか、
妊娠中から伝えていきたい。
赤ちゃんがぐっすり眠ると親も眠れるようになり、
相互に良い影響を及ぼすからだ。


私の強み


私は話すことが得意でない。
文章も得意でない。
絵がかけるわけでも
人より何かができるわけではない。



様々なグランドファイナリストを見て
才能が秀でている方がたくさんいる中で
私はこれといった才能はない。



思い返せば、
高校時代は、才能や得意科目がないが
学習意欲は人一倍あり
体育と音楽以外は努力でオール5をとっていた。
それがすごいことだとは全然思わない。
典型的な日本人の学びって感じ。


しかし、そこにあったものは
知的好奇心欲が強く、
勉強することが苦でなく幸せなこと。
とにかく行動すること



私の座右の銘は
「人事を尽くし天命を待つ」というもの。

これは


人間ができることはすべてやった上で、あとは運命にまかせること。
コトバンクより

とにかくできることを全力で取り組み、
後の結果は運命に任せてここまでやってきた。


BJでは、普段の会話の中で「話すの下手だね。」
と言われたことがあり自覚もある。

しかし、
昨日山口広島エリア大会で審査員をしてくれた
BJ事務局長のゆりさんが
「あやかちゃんの強みはスピーチだよ。」と言ってくれた。
同じ日に真反対のことを言われた。


これは強みがスピーチというよりは、
ただただスピーチを練習しただけ、それだけ。
スピーチやプレゼンは練習をできるというメリットがある。


人より、何か秀でているものがあるわけではない。
でも私の強みを活かして、
目的を見失わず、
BJがリスタート地点となれるように
目の前のことに全力を尽くしたい、
と昨日の講義を通じて強く思った。



さて、今から2ndインスペクション2日目。
今日はどんな講義があるんだろう?
どんな出逢いや経験ができるのだろう?


それを考えるとワクワクする。
行ってきます。


BJ2022全国各地から集まったグランドファイナリスト


最後まで読んでくださりありがとうございました✨

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