Beauty Japan日本大会👑culture部門グランプリ受賞

中村綺花🌸

2022年11月30日 14:03

このたびBeauty Japan日本大会の
culture部門でグランプリを受賞した助産師の中村綺花です。

2022.11.25(金)
愛知県蒲郡市のラグーナベイコートでBeauty Japan日本大会が開催されました。

エリア大会である、山口広島大会の始まりからこの日にかけて約7か月。
長かったようであっという間の時間に終止符が打たれました。

1300人の中からエリア大会を進んだ60数名が日本大会に参加し、
互いに刺激を与え合いました。

日本大会ではBeauty Japanの7つのコンセプトに対して
それぞれグランプリが選出されます。　

なんと！私は
culture部門でグランプリをいただきました。

見に余るほどの嬉しい結果です。
有難うございます✨

今回は、来年以降Beauty Japanを出場する方に向けて
少しでもお役に立てれば…と思い記事を残したいと思います。

・

Beauty Japanは事前審査が重要視される

まずBeauty Japan日本大会が重要視している事前審査については
先日投稿したnoteをぜひご覧くださいませ。

本番1か月前までは圏外(34位以降)だった私が
本番10日前にして4位まで上がることができました。

自分でも信じることができないほど驚く出来事。

しかし、定期的に発表される順位に対して
一喜一憂せず、自分との闘いだと心に誓い、
一つ一つの審査項目に対して
本気で取り組んだ有り難い結果と感じています。

ここでアドバイスを一つ。
事前審査で評価されるためには評価してもらう運営の方々(誰がどの項目を審査しているのかは分からない)に対して自己アピールをすることが必要です。知ってもらえないと評価さえしてもらえないからです。

その際のポイント、
それは
【自己顕示欲の表出】と
【世の中や誰かの役に立つために行う自己アピール】を区別すること。

これはBeauty Japanだけでなく
社会を生きていく上でも必要なことではないか？と感じています。

(まだ自分もできているか分かりませんが)
ここを区別し、
Beauty Japanの本質や意図を理解し
行動することがポイントとなる気がしています。

事前審査の概ねの締切は大会10日前の11/15頃でした。
ここからは順位を聞くことができず、
大会本番当日までわかりません。
自分がスピーチをできるかも分からなくなります。

この最後の10日間は
順位のことよりも、
メンタルを落とすことよりも、
本番にベストパフォーマンスをする自分をイメージし、
それが実現するためのマインドや行動をすることをオススメします。

事前審査も重要ですが...
運営の方がくださるアドバイス通り、
事前審査と同時並行で本番の2ヶ月前からは
当日準備を進めていくことことをオススメします。

私の場合、当日のスピーチとプレゼンの原稿は
10月末にはほぼ完成していました。
そのため、焦ることなく11月を過ごし練習を開始しました。
本番に対して事前に余裕を持って取り組むことの重要性を身に染みて感じました。

本番までの10日間の過ごし方

私は、話すことに関してアマチュアなので、とにかく練習しました。
スピーチとプレゼンの違いが分からないところからのスタート。
たくさんの方にスピーチとプレゼンの違いを聞いたことが
今では懐かしく、恥ずかしく感じます。
それほど無知でした。笑

日本大会本番は
事前審査の上位34名が与えられたテーマでスピーチができます。

さらにその上位17名(事前審査とスピーチを加味)がプレゼンの舞台に立てます。

事前審査でかなり上位の方にいればプレゼンまでいける可能性が高くなります。

プレゼンでは事前審査の点数はリセットされ、
プレゼンのみの勝負でグランプリが選出されます。

グランプリをとるためにはプレゼンに力を入れる必要があります。

ただし、お客様は事前審査で誰が何位だとか知る由もありません。
お金を払ってきてくださっています。
今回のBeauty Japanのチケット価格は、一般的なアーティストのライブよりも高価でした。

お休みを取ってくれ、貴重な時間を使い、交通費や労力を使ってこの会場まで足を運び、観覧して下さっている。

そのようなお客様に対して、

『来てよかった。感動した。心に響いた。(いい意味で)記憶に残った。』

そう思っていただけるよう、
スピーチもプレゼンもどちらも本気で練習しました。

テーマスピーチでは
【助産師と産婦人科医の違い】
【生命の神秘】
について考え練習しました。

このテーマは
いつもお世話になっている運営の方々が
60人以上のGFに対して与えてくれます。

このテーマに向き合うことで
助産師としての自分に向き合い、
在り方を見つめ直す機会となりました。

プレゼンでは
【妊娠中から赤ちゃんの睡眠について知っていただきたいこと】を
5分で伝えました。

ここで余談

Beauty Japanにはファンブーストという審査項目があります。
これは、様々な審査項目から《ファンが多いと評価》される仕組みです。
この上位に入れば、スピーチが＋1分、プレゼン＋3分となります。

私は残念ながら入っていなかったため、基準の5分で作り込みました。

Beauty Japan ファンブーストについて

プレゼンの映像は苦手分野のためプロにお願いしました。
10月末には概ね映像完成。
私は映像を作るにあたり、台本で細かい演出をつくり、原稿とともに映像スタッフと共有しました。

映像スタッフから
「台本があったから撮影も編集もしやすかったです」
と嬉しいお言葉をいただきました。

映像を作る段階でファンブーストも入る可能性の方が低めだったので最初から5分で作りました。

心に響く、伝わるスピーチをするために

最初から、スピーチやプレゼンを暗記することは決めていました。

なぜなら、心に響くために？を考えたとき、
カンペはない方がいいと思ったからです。

本番までの10日間は
仕事の日は2-3時間、
お休みの日は5-6時間
毎日、練習しました。

時間を確保し、自分の納得のいくところまで持っていけるよう
本番から逆算して練習日程を組みました。

毎回、ビデオに撮り、見て、
改善点をピックアップし、また練習。

Beauty Japanで出場・受賞経験もあり
過去に司会も務められていた
永瀬愛美さんの個別レッスンを2度受け、
その後はほぼ毎日動画での添削をしていただきました。

お陰様で緊張することなく、
練習通りに堂々と舞台に立って
お話しすることができました。

本番後には観客の方から
【練習しているのが伝わった】
【感動した】
【もっと聴きたいと思った】
【完成度が高かった】
と

プロのアドバイスのお陰で、
話すことが下手で、クセのある話し方をする私も
上記のような感想をいただくことができました。

プレゼンが終わった後は
やり切った達成感をとてつもなく感じ、
賞をとれても、とれなくても、悔いなし！
と思うことができました。

そしてプレゼンが終わると
見守ってくれた仲間と
涙を流しながら抱き合いました。

私のプレゼンや賞をいただいた瞬間を
【宝物】だと言ってくれた仲間との出逢いもありました。

Beauty Japanは素晴らしい仲間とのご縁も
醍醐味です。
お互い競い合うけど尊重し合える。
認め合える。素晴らしい出逢いがあります。

仲間と共に、励まし合いながら
『この日に向けて、頑張ってきて良かった』
心からそう思いました。

大人になって、こんなにがむしゃらに直向きに、一生懸命になれる環境はあまりないと思います。
私にとって、とても有難い環境でした。

7か月間での変化

7か月前は、
自信がなく他人軸の私。

そこが自分軸となり、
助産師としてブレないものを手に入れることができました。

そしていただいた
【culture部門　グランプリ】👑

私にとってcultureの分野で賞をいただくことは
喜びとともに戸惑いもありました。

cultureとは縁遠いと思っていたからです。

しかし、これはきっと

日本でのこれまで当たり前に行われてきた
妊娠期の保健指導に
赤ちゃんの睡眠教育を取り入れ拡大していく際に

【海外の赤ちゃんの睡眠に関する異文化】を
【日本人のこれまでの文化や価値観、住居環境、サポート状況などすべてを融合し新しい現代の子育て家庭に向けた文化を創っていく。】

そんな風に捉えました。

グランプリは非常に嬉しいです。
しかし喜び以上に、いい意味でプレッシャーを感じています。

それはBeauty Japanの本質である、
目先の結果よりもその先にいかに繋げていけるか。
というところがあるからです。

これは賞をとっていても、
とっていなくても大事なことで
Beauty Japanが大切にしていることです。

私はしっかりと行動や結果で応えていけるよう
一つ一つ着実に学び、産前産後の親御さんのために拡げていきます。

応援や協力をしてくださっ方々、運営の皆様、誠に有難うございました。

最後に、Beauty Japanの出場に迷っている方に向けて

私のような凡人でも取り組み次第で評価してもらえる大会が
Beauty Japanです。
得られるものが沢山あります。
ぜひ、迷われている方も、今は自信のない方も、
【人生をよりよくするために】
本気になれる環境に飛び込んでみませんか？

2022.11.30 中村綺花

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