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そろそろ自然の空気が、恋しくて。

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最近、ふと思ったこと。


近ごろ都会&マスクの生活で

わたし自身の感覚が


自然から、ほんのちょっぴり

遠くなっていたような気がしました。


その感覚っていうのは、五感。

とくに、肌で触れることと、香りを感じること。



今までは当たり前だった、心地いい感覚。

外を歩いていると、
ふわりと感じる緑や土の匂い

木々や草花の、みずみずしい香り。


いつも顔にマスクをつけているから

そよぐ風の心地よさが私のほっぺたを

繊細になでていく瞬間が、うんと減った。



春には、桜のやわらかな淡い芳香。

夏には、青々とした新緑が芽吹く香り。

秋には、金木犀の哀愁ただよう紅葉の匂い。

冬には、空気がピリッと澄みわたる、清々しい大地の匂い。



季節の移りかわりのなかで
ごくごく普通に感じられていたこと。

その感覚が、ほんとうに愛おしくなった。


「あ、わたし。自然の空気が恋しいんだ。」


と、ふいに気づかされた。



都会のコンクリートジャングルも

もちろん便利だけど

やっぱり自然が、海が、森が、恋しくて。


だって人間も、自然の一部ですからね。



ふわり。

そよぐ風を、心地よく感じて


みずみずしい草花の香りを

胸いっぱい、たっぷり吸い込んで。


まぶしい太陽のひかりを

全身で思いっきり、キラキラと浴びたい。


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五感を、フルに満たすこと。


それはきっと生きていくうえで

わたしたち、命あるすべての者たちの

本能のような感覚なんだと思います。


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from. あそうあやか

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