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僕らはいつだって、同じ景色をかさねて見ることはできない。


最近、ふと、想ったことがありました。


「わたしが今見ている景色は、わたしだけの世界なんだ。」

「誰かにとっての景色もまた、その人だけの世界なんだ。」

って。

わたしたちは、みんなそれぞれ違う人間で。

同じ名前の人がいたとしても、
同じ見た目にも性格にもならない。

いくら愛する人だって、家族だって、
まったく同じ人生を歩んできた人は誰もいない。


育ってきた環境や、人との出逢い。
経験もちがえば、大切にしたい価値観もちがう。

だから、心のずっと深いところで、
考えていることや、感じている気持ちを、
誰かと100%分かり合えることは出来なくて。

「嬉しい」「悲しい」「楽しい」

「さびしい」「しあわせ」「愛してる」

そんな一言で表せられる感情さえも
みんなそれぞれ、曖昧でちがうものだから。

そこにはきっと自分にとって
今日まで生きてきた人生の経験たちや
大切ななにかが、ギュッとつまっている。

だから、、だからこそ。

お互いの気持ちも、考えてることも
簡単には分からないからこそ、きっと

相手のことを、知りたいと想うんだ。
自分のことも、伝えたいと想うんだ。


大切に想う存在ほど、いつだって

心と心で、やさしく響きあうように。

「わたしが見ている景色は、わたしだけの世界。」

「相手が見ている景色も、相手だけの世界。」

それはどっちも大切で
それぞれにとっての真実で

かけがえのないものなんだって感じます。


今を生きる、一人一人が
実際にでも、オンラインでも
誰かと出逢うたびにそう想えたら、、、

大切な人たちといるときも
お互いにそんな想いでいられたら、、、

きっと今日よりも
明日の世界はやさしくなれる。

そんなふうに想っています。

僕らはいつだって、

同じ景色をかさねて見ることはできない。


だけど

お互いに見つめる、その美しさを

伝えあうことは、いつだってできるんだ。

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from. あそうあやか

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